236: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/05(月) 18:54:19.20 ID:VlfxMn3j
ある日の放課後
ダイヤ「明日は朝練の日だということを忘れず、全員遅刻のないように!」
みんな『はい!』
ダイヤ「では、本日はこれで解散ですわ。みなさん、気をつけて帰ってくださいな」
果南「はいはーいお疲れ~」
鞠莉「果南、ダイヤ、コンビニ寄っていきましょ!」
果南「お、いいね~」
ダイヤ「また買い食いですか……?」
鞠莉「運動したらお腹すいちゃったんだもん♪ ルビィもおいでっ」
ルビィ「ぁ、はいっ! じゃあ、善子ちゃんまるちゃん、また明日ね」
善子「ええ、また」
花丸「ばいば~い」
善子「じゃあリーダー、私たちも帰るわね」
花丸「また明日、ずら」
千歌「また明日ね~!」
曜「私たちも帰ろうよ千歌ちゃん」
千歌「うんー……ちょっと待ってー……」
曜「ツイッターくらいバスでも見れるのにー……」
千歌「情報の取り入れは早いに越したことはないのだ────ん?」
ダイヤ「明日は朝練の日だということを忘れず、全員遅刻のないように!」
みんな『はい!』
ダイヤ「では、本日はこれで解散ですわ。みなさん、気をつけて帰ってくださいな」
果南「はいはーいお疲れ~」
鞠莉「果南、ダイヤ、コンビニ寄っていきましょ!」
果南「お、いいね~」
ダイヤ「また買い食いですか……?」
鞠莉「運動したらお腹すいちゃったんだもん♪ ルビィもおいでっ」
ルビィ「ぁ、はいっ! じゃあ、善子ちゃんまるちゃん、また明日ね」
善子「ええ、また」
花丸「ばいば~い」
善子「じゃあリーダー、私たちも帰るわね」
花丸「また明日、ずら」
千歌「また明日ね~!」
曜「私たちも帰ろうよ千歌ちゃん」
千歌「うんー……ちょっと待ってー……」
曜「ツイッターくらいバスでも見れるのにー……」
千歌「情報の取り入れは早いに越したことはないのだ────ん?」
237: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/05(月) 18:54:48.88 ID:VlfxMn3j
千歌「あれ?」
曜「千歌ちゃん? どうしたの?」
千歌「んー……えっとね、ツイッター見てたら……」
梨子「?」
千歌「……ほら、これ見て?」
曜「……ゲームしてる人の動画?」
千歌「それはそうなんだけど、ほら、やってる人よく見てよ」
梨子「……善子ちゃん?」
曜「あっ!」
千歌「だよね! ……でもさー、善子ちゃんってお姉ちゃんとか妹とかいたっけ?」
梨子「……あ、一緒にやってる人、善子ちゃんそっくり」
曜「えっ……いや、でも……前に聞いたときは一人っ子だって言ってたよ?」
千歌「これは調査が必要でありますな……曜ちゃん隊員!」
曜「ヨーソロー! 善子ちゃんをつれてくるであります!」ダッ!!
曜「千歌ちゃん? どうしたの?」
千歌「んー……えっとね、ツイッター見てたら……」
梨子「?」
千歌「……ほら、これ見て?」
曜「……ゲームしてる人の動画?」
千歌「それはそうなんだけど、ほら、やってる人よく見てよ」
梨子「……善子ちゃん?」
曜「あっ!」
千歌「だよね! ……でもさー、善子ちゃんってお姉ちゃんとか妹とかいたっけ?」
梨子「……あ、一緒にやってる人、善子ちゃんそっくり」
曜「えっ……いや、でも……前に聞いたときは一人っ子だって言ってたよ?」
千歌「これは調査が必要でありますな……曜ちゃん隊員!」
曜「ヨーソロー! 善子ちゃんをつれてくるであります!」ダッ!!
238: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/05(月) 18:55:20.05 ID:VlfxMn3j
タッタッタッ!!
ヨーシコー!
キャッ!ナニヨチョット!?ヨハネダッテバ!
ヨシコチャンカクホデアリマース!
ズラー!?
ズラマルタスケテーー!
梨子「可哀想に……」
ヨーシコー!
キャッ!ナニヨチョット!?ヨハネダッテバ!
ヨシコチャンカクホデアリマース!
ズラー!?
ズラマルタスケテーー!
梨子「可哀想に……」
239: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/05(月) 18:58:38.71 ID:VlfxMn3j
・・・
善子「何よこれ!ちょっと!」(←椅子に座らされ、ロープでぐるぐる巻きにされた善子)
千歌「……津島善子くん」
善子「ヨハネよ!」
千歌「津島善子くん……」
善子「……はい」(←ふざけていい空気ではないと悟った善子)
千歌「津島善子くん……君は…………」
善子「……」
千歌「君は……姉や妹はいるかね?」
善子「え? それは……前に話したと思うんだけど」
千歌「質問に答えたまえ」
善子「……いないです」
曜「本当にいないのかね?」
善子「な、なんなのよぉ……」
梨子「ごめんね……ごめんね……」
曜「ネタは上がってるんだぞ津島善子!」(_๑òωó)_バァン
善子「ひっ!」Σ(゚ロ゚;)
千歌「落ち着きたまえ渡辺くん……」
曜「す、すみません高海さん……」
梨子「本当にごめんね……」
善子(なにこれ……)
善子「何よこれ!ちょっと!」(←椅子に座らされ、ロープでぐるぐる巻きにされた善子)
千歌「……津島善子くん」
善子「ヨハネよ!」
千歌「津島善子くん……」
善子「……はい」(←ふざけていい空気ではないと悟った善子)
千歌「津島善子くん……君は…………」
善子「……」
千歌「君は……姉や妹はいるかね?」
善子「え? それは……前に話したと思うんだけど」
千歌「質問に答えたまえ」
善子「……いないです」
曜「本当にいないのかね?」
善子「な、なんなのよぉ……」
梨子「ごめんね……ごめんね……」
曜「ネタは上がってるんだぞ津島善子!」(_๑òωó)_バァン
善子「ひっ!」Σ(゚ロ゚;)
千歌「落ち着きたまえ渡辺くん……」
曜「す、すみません高海さん……」
梨子「本当にごめんね……」
善子(なにこれ……)
240: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/05(月) 18:59:35.19 ID:VlfxMn3j
千歌「うちの部下がすまないね」
千歌「しかし津島善子くん……我々はすでにネタを握っているんだ。正直に話したほうがいいと思うがね……」
善子「だ、だからなんのこt────」
千歌「ゲームセンター」
善子「……え?」
千歌「シューティングゲーム」
善子「……」
善子(な、なんで……なんでそれを……)
千歌「……誰かと、二人でやっていたね?」
善子「……た、他人の空似じゃ」
千歌「善子やヨハネという呼び合いを聞いている。まさか、ヨハネと名乗る人がそうそういるわけもあるまい」
善子「……」
善子(やばい、やばいやばいやばい……)
曜「まずは動画を見てもらおうか津島善子」
善子「……」
~少女視聴中~
善子(確かに、この前の休みの日だわ……)
千歌「しかし津島善子くん……我々はすでにネタを握っているんだ。正直に話したほうがいいと思うがね……」
善子「だ、だからなんのこt────」
千歌「ゲームセンター」
善子「……え?」
千歌「シューティングゲーム」
善子「……」
善子(な、なんで……なんでそれを……)
千歌「……誰かと、二人でやっていたね?」
善子「……た、他人の空似じゃ」
千歌「善子やヨハネという呼び合いを聞いている。まさか、ヨハネと名乗る人がそうそういるわけもあるまい」
善子「……」
善子(やばい、やばいやばいやばい……)
曜「まずは動画を見てもらおうか津島善子」
善子「……」
~少女視聴中~
善子(確かに、この前の休みの日だわ……)
241: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/05(月) 19:00:07.76 ID:VlfxMn3j
千歌「さて……見てもらった通りだが……津島善子くん」
曜「これはなんだ! 津島善子!」(_๑òωó)_バァン
善子「……」
善子(まずい……まさか動画で撮られてたなんて……)
善子(どうしたら……隠すのはもう辞める……?)
梨子「え、えっとね……善子ちゃん」
善子「……?」
梨子「別に怒ってるわけじゃなくて、二人もただ遊んでるだけだから……そんなに重く受け止めないで?」
善子「とは、言うけど……」
梨子「あはは……まあ、先輩にこんな風に言われたらびっくりしちゃうよね」
梨子「ふたりとも、もうやめよう? 普通にしなさいっ」
千歌「ちぇー……」
曜「はーい……ちょっと刑事ごっこみたいで楽しかったのに」
千歌「ねー」
梨子「ねー、じゃないよ! 善子ちゃん怖がってたんだから」
善子「べ、別に怖がってなんか! ……ないけど」
曜「これはなんだ! 津島善子!」(_๑òωó)_バァン
善子「……」
善子(まずい……まさか動画で撮られてたなんて……)
善子(どうしたら……隠すのはもう辞める……?)
梨子「え、えっとね……善子ちゃん」
善子「……?」
梨子「別に怒ってるわけじゃなくて、二人もただ遊んでるだけだから……そんなに重く受け止めないで?」
善子「とは、言うけど……」
梨子「あはは……まあ、先輩にこんな風に言われたらびっくりしちゃうよね」
梨子「ふたりとも、もうやめよう? 普通にしなさいっ」
千歌「ちぇー……」
曜「はーい……ちょっと刑事ごっこみたいで楽しかったのに」
千歌「ねー」
梨子「ねー、じゃないよ! 善子ちゃん怖がってたんだから」
善子「べ、別に怖がってなんか! ……ないけど」
242: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/05(月) 19:00:32.06 ID:VlfxMn3j
千歌「ごめんごめん、それで動画について聞きたいのは本当なんだ」
千歌「一人っ子だって言ってたのに、善子ちゃんそっくりな人とゲームしてるから、誰なのかなーって気になっただけだから」
善子「それだけでこんな大仰なことを……」
千歌「やっぱり秘密を聞き出すのは刑事でしょ!」
曜「であります!」
善子「……とりあえずこのロープ、解いてもらえる?」
ようちか『やだ』
善子「!!?」
千歌「話してくれるまで今夜は帰さないのだ……ふふふ」
曜「帰さないよ~……ふふふ」
梨子「本当にごめんね……」
千歌「一人っ子だって言ってたのに、善子ちゃんそっくりな人とゲームしてるから、誰なのかなーって気になっただけだから」
善子「それだけでこんな大仰なことを……」
千歌「やっぱり秘密を聞き出すのは刑事でしょ!」
曜「であります!」
善子「……とりあえずこのロープ、解いてもらえる?」
ようちか『やだ』
善子「!!?」
千歌「話してくれるまで今夜は帰さないのだ……ふふふ」
曜「帰さないよ~……ふふふ」
梨子「本当にごめんね……」
243: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/05(月) 19:08:12.09 ID:NMAMbSfl
かわいい
244: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/05(月) 19:26:47.53 ID:VlfxMn3j
~屋上~
ヨハネ「こんなもんかしら……うん、いいわね。始めてすぐの割に、結構揃ってきた」
ヨハネ「あとはイベントでオーブ集めてガチャを……っと、降臨来たわね。それじゃ周回を────」
ヨハネ「────降臨が来たってことは、もう……18時?」
ヨハネ「……善子遅くない?」
タッタッタッ
ヨハネ「あ、来たかしら」
ガチャ!
花丸「ヨハネちゃん!!」
ヨハネ「花丸!?」
花丸「はあ……はあ、はっ……はぁ……っ」
ヨハネ「ちょ、ちょっとどうしたのよ花丸……落ち着いて? ほら、ミルクティーだけど飲んで」つ 紅茶花伝
花丸「あ、ありがと……」(/◎\)ゴクゴク
花丸「…………ふーーー」
ヨハネ「そうだ、待ってる間にお腹すいたからお菓子買ってたの。食べる?」
花丸「お菓子!? いただきます!」
ヨハネ「パイの実だけど……はい、あーん」
花丸「あーむ……んふふ、おいしいずら~♡」
花丸「……って、そうじゃなくて!」
花丸「善子ちゃんが……!」
ヨハネ「善子がどうしたの!!」
花丸「善子ちゃんが……善子ちゃんが……よ、曜ちゃんたちに……捕まって……」
ヨハネ「な、なんで……? 善子が何を……」
花丸「わ、分かんないんだけど……曜ちゃんがいきなり走ってきて、善子ちゃんを捕まえて部室n」
バサッ!!
花丸「ひゃぁっ!」
ダンッ!! ビュオォォ‼︎
花丸「……も、もう行っちゃった……」
花丸「あ、まるも部室に急がないと!」
ヨハネ「こんなもんかしら……うん、いいわね。始めてすぐの割に、結構揃ってきた」
ヨハネ「あとはイベントでオーブ集めてガチャを……っと、降臨来たわね。それじゃ周回を────」
ヨハネ「────降臨が来たってことは、もう……18時?」
ヨハネ「……善子遅くない?」
タッタッタッ
ヨハネ「あ、来たかしら」
ガチャ!
花丸「ヨハネちゃん!!」
ヨハネ「花丸!?」
花丸「はあ……はあ、はっ……はぁ……っ」
ヨハネ「ちょ、ちょっとどうしたのよ花丸……落ち着いて? ほら、ミルクティーだけど飲んで」つ 紅茶花伝
花丸「あ、ありがと……」(/◎\)ゴクゴク
花丸「…………ふーーー」
ヨハネ「そうだ、待ってる間にお腹すいたからお菓子買ってたの。食べる?」
花丸「お菓子!? いただきます!」
ヨハネ「パイの実だけど……はい、あーん」
花丸「あーむ……んふふ、おいしいずら~♡」
花丸「……って、そうじゃなくて!」
花丸「善子ちゃんが……!」
ヨハネ「善子がどうしたの!!」
花丸「善子ちゃんが……善子ちゃんが……よ、曜ちゃんたちに……捕まって……」
ヨハネ「な、なんで……? 善子が何を……」
花丸「わ、分かんないんだけど……曜ちゃんがいきなり走ってきて、善子ちゃんを捕まえて部室n」
バサッ!!
花丸「ひゃぁっ!」
ダンッ!! ビュオォォ‼︎
花丸「……も、もう行っちゃった……」
花丸「あ、まるも部室に急がないと!」
245: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/02/05(月) 19:33:56.10 ID:7VAf0wor
みんな可愛いなぁ
246: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/05(月) 20:11:57.92 ID:jqrZ+mbQ
悪ノリするようちかを諌める梨子の図好き
255: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:47:18.53 ID:QFJxtIZT
・・・
千歌「さあさあ話すのだ善子ちゃん!」
曜「話すのだー!」
善子「くっ……断る! あなたたちが知ることではない!」
千歌「いいや、私たちには知る権利があるはずだよ! だって友達でしょ!」
善子「と、友達……!」ドキッ
曜「そうそう! 決してただの好奇心じゃなくて、善子ちゃんの秘密が知りたいだけなんだ!」
梨子「それって好奇心だよね……?」
曜「え、そうなの?」
梨子「曜ちゃん……」
千歌「さあ教えるのだ善子ー!」
善子「知らない方がいいこともあるのよー!」
千歌「強情な奴め! こうなったら……」スチャッ
善子「ひっ!?」
梨子「ち、千歌ちゃん! カッターナイフなんて危ないよ!」
千歌「話してくれないならこれで……」
善子「そ、それでどうする気よ! 後輩を殺すの!?」
千歌「ロープを切って善子ちゃんを落ち着かせる!」
善子「……へ?」
千歌「さあさあ話すのだ善子ちゃん!」
曜「話すのだー!」
善子「くっ……断る! あなたたちが知ることではない!」
千歌「いいや、私たちには知る権利があるはずだよ! だって友達でしょ!」
善子「と、友達……!」ドキッ
曜「そうそう! 決してただの好奇心じゃなくて、善子ちゃんの秘密が知りたいだけなんだ!」
梨子「それって好奇心だよね……?」
曜「え、そうなの?」
梨子「曜ちゃん……」
千歌「さあ教えるのだ善子ー!」
善子「知らない方がいいこともあるのよー!」
千歌「強情な奴め! こうなったら……」スチャッ
善子「ひっ!?」
梨子「ち、千歌ちゃん! カッターナイフなんて危ないよ!」
千歌「話してくれないならこれで……」
善子「そ、それでどうする気よ! 後輩を殺すの!?」
千歌「ロープを切って善子ちゃんを落ち着かせる!」
善子「……へ?」
256: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:48:18.63 ID:QFJxtIZT
千歌「たぶん今は捕まってるっていう状況が善子ちゃんを混乱させてるんだよ。だから千歌はそれを解決して、気持ちを落ち着かせようって作戦なのだ」
善子「……は、はあ」
千歌「さあ……動かないでね、血は見たくないだろう……ふふふ」
善子「ううー……」
ヨシコー!!
千歌「何者!」
善子「ま、まさか!?」
曜「ん、今の声って」
梨子「善子ちゃん……?」
『せいやーーーっ!!』ガシャーン!
4人『!!!???』
善子「……は、はあ」
千歌「さあ……動かないでね、血は見たくないだろう……ふふふ」
善子「ううー……」
ヨシコー!!
千歌「何者!」
善子「ま、まさか!?」
曜「ん、今の声って」
梨子「善子ちゃん……?」
『せいやーーーっ!!』ガシャーン!
4人『!!!???』
257: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:48:59.90 ID:QFJxtIZT
ズザザー
ヨハネ「善子!助けに────」
善子←ロープでぐるぐる巻きの善子
千歌←ナイフ片手に善子に近づく千歌
ヨハネ「リーダー!やってくれたわね、善子を人質に取ろうなんて! 何が望みよ、堕天使の秘密が知りたいなら答えるわよ!!」
梨子「」
曜「」
ヨハネ「……ちょっと、なんとか言いなさいよ。ねえリーダー、善子、リリー、曜センパイ」
善子「……はあああああ」
ヨハネ「えっ……な、なんでため息なの!? 誰も喋ってくれないし……」ウルウル
梨子「……よ、善子ちゃん?」
ヨハネ「ヨハネよ!」
曜「よ、善子ちゃんが……」
千歌「善子ちゃんが……」
ヨハネ「だからヨハネだってば」
ようちかりこ『善子ちゃんが二人ーーーーーーーー!!???』
~部室へ向かって走る花丸~
『善子ちゃんが二人ーーーーーーーー!!???』
花丸「ずらっ!? な、なに、なになに!?」
ヨハネ「善子!助けに────」
善子←ロープでぐるぐる巻きの善子
千歌←ナイフ片手に善子に近づく千歌
ヨハネ「リーダー!やってくれたわね、善子を人質に取ろうなんて! 何が望みよ、堕天使の秘密が知りたいなら答えるわよ!!」
梨子「」
曜「」
ヨハネ「……ちょっと、なんとか言いなさいよ。ねえリーダー、善子、リリー、曜センパイ」
善子「……はあああああ」
ヨハネ「えっ……な、なんでため息なの!? 誰も喋ってくれないし……」ウルウル
梨子「……よ、善子ちゃん?」
ヨハネ「ヨハネよ!」
曜「よ、善子ちゃんが……」
千歌「善子ちゃんが……」
ヨハネ「だからヨハネだってば」
ようちかりこ『善子ちゃんが二人ーーーーーーーー!!???』
~部室へ向かって走る花丸~
『善子ちゃんが二人ーーーーーーーー!!???』
花丸「ずらっ!? な、なに、なになに!?」
258: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:50:01.11 ID:QFJxtIZT
・・・
※割ったガラスはヨハネが魔法で直しました。
善子「……えっと、というわけです」
ヨハネ「……」
曜「朝起きたら……増えてたと」
善子「……」コクコク
千歌「しかも分裂した子は魔法が使えて」
善子「……」コクコク
梨子「この前、屋上でハンバーガー食べてたのも分裂した子……」
善子「ご理解いただけましたでしょうか」
ようちかりこ『全然!』
善子「そうよね!!」
梨子「信じられないよ……今だって、目の前に善子ちゃんが二人いるなんて」
ヨハネ「リリー……」
梨子「はぅっ……善子ちゃんだ……」
※割ったガラスはヨハネが魔法で直しました。
善子「……えっと、というわけです」
ヨハネ「……」
曜「朝起きたら……増えてたと」
善子「……」コクコク
千歌「しかも分裂した子は魔法が使えて」
善子「……」コクコク
梨子「この前、屋上でハンバーガー食べてたのも分裂した子……」
善子「ご理解いただけましたでしょうか」
ようちかりこ『全然!』
善子「そうよね!!」
梨子「信じられないよ……今だって、目の前に善子ちゃんが二人いるなんて」
ヨハネ「リリー……」
梨子「はぅっ……善子ちゃんだ……」
259: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:50:49.93 ID:QFJxtIZT
千歌「ねえねえ、私は!私は分かる!?
ヨハネ「リーダー!」
千歌「おおー!」
曜「ヨーシコー!」
ヨハネ「現れたわね妖怪ヨーソロー!」
曜「おおおおお!!!」
善子「……」
千歌「ほんとに善子ちゃんだ……その背中の羽がなかったら見分けつかないよ~」
善子「嘘ぉ!?」
ヨハネ「それには及ばないわリーダー! 私は善子よりも少し身長は高いしスタイルも良いのよ?」
善子「くっ……!」
梨子「それも……魔法のおかげ?」
ヨハネ「ええ、我が魔法のひとつ『変身』の効果よ! 少し大人になった善子の姿を模しているの」
曜「ほう……」
善子「あ、あんまり見ないで!///」
千歌「なんで善子ちゃんが顔赤くするの?」
善子「私の身体よ!!」
千歌「あ、そっか」
ヨハネ「リーダー!」
千歌「おおー!」
曜「ヨーシコー!」
ヨハネ「現れたわね妖怪ヨーソロー!」
曜「おおおおお!!!」
善子「……」
千歌「ほんとに善子ちゃんだ……その背中の羽がなかったら見分けつかないよ~」
善子「嘘ぉ!?」
ヨハネ「それには及ばないわリーダー! 私は善子よりも少し身長は高いしスタイルも良いのよ?」
善子「くっ……!」
梨子「それも……魔法のおかげ?」
ヨハネ「ええ、我が魔法のひとつ『変身』の効果よ! 少し大人になった善子の姿を模しているの」
曜「ほう……」
善子「あ、あんまり見ないで!///」
千歌「なんで善子ちゃんが顔赤くするの?」
善子「私の身体よ!!」
千歌「あ、そっか」
260: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:52:39.24 ID:QFJxtIZT
善子「……ていうか、怖くないの?」
千歌「怖いって?」
善子「だって……いま、あなたたち超常現象を目の当たりにしてるのよ?」
善子「私が分裂したとか、魔法が使えるとか、空飛んでるとか……普通に考えておかしいことばっかりでしょう?」
善子「もし魔法を悪用すればあなたたちをこの場で消し去ることだって……」
千歌「まあ、それはそうだけど……」
千歌「それが善子ちゃんなら、怖くないかなって」
善子「……」
千歌「ね、えーっと……そっちの善子ちゃんはさ」
ヨハネ「ヨハネよ」
千歌「……ヨハネちゃんは、魔法で私たちに怪我させるつもりはあるの?」
ヨハネ「あるわけないじゃない……大事な先輩たちなのに」
千歌「ね! だから私たちも怖くないよ!」
善子「……」
梨子「ずっと内緒にしてたのは……怖がられると思ったからなんだね?」
梨子「でも、花丸ちゃんたちが信じたように、私たちも善子ちゃんを信じてるから大丈夫だよ」
曜「そうそう! なんなら怪獣ヨーソローが体力勝負でお相手しよう……ふっふっふ」
善子「……ほんとお人好しね、あなたたち」
千歌「えへ、よく言われまーす」
善子「褒めてないから」
千歌「え!?」
千歌「怖いって?」
善子「だって……いま、あなたたち超常現象を目の当たりにしてるのよ?」
善子「私が分裂したとか、魔法が使えるとか、空飛んでるとか……普通に考えておかしいことばっかりでしょう?」
善子「もし魔法を悪用すればあなたたちをこの場で消し去ることだって……」
千歌「まあ、それはそうだけど……」
千歌「それが善子ちゃんなら、怖くないかなって」
善子「……」
千歌「ね、えーっと……そっちの善子ちゃんはさ」
ヨハネ「ヨハネよ」
千歌「……ヨハネちゃんは、魔法で私たちに怪我させるつもりはあるの?」
ヨハネ「あるわけないじゃない……大事な先輩たちなのに」
千歌「ね! だから私たちも怖くないよ!」
善子「……」
梨子「ずっと内緒にしてたのは……怖がられると思ったからなんだね?」
梨子「でも、花丸ちゃんたちが信じたように、私たちも善子ちゃんを信じてるから大丈夫だよ」
曜「そうそう! なんなら怪獣ヨーソローが体力勝負でお相手しよう……ふっふっふ」
善子「……ほんとお人好しね、あなたたち」
千歌「えへ、よく言われまーす」
善子「褒めてないから」
千歌「え!?」
261: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:54:09.16 ID:QFJxtIZT
ヨハネ「えっと……てことは、私は受け入れられた感じ?」
千歌「そんな感じ!」
曜「ねえねえ、その羽って本当に背中から生えてるの?」ツンツン
ヨハネ「もちろんよ! ちゃんと脱いだら生え際が……」
曜「おぉぅ……その胸の大きさも」
ヨハネ「我が魔法によるものよ!」
梨子「その魔法で私たちにも変身できるの?」
ヨハネ「それは出来ないの。ベースは善子から変えられなくて……髪型や衣服をコピーすることなら造作もないわ」
梨子「すごい……」
千歌「そんな感じ!」
曜「ねえねえ、その羽って本当に背中から生えてるの?」ツンツン
ヨハネ「もちろんよ! ちゃんと脱いだら生え際が……」
曜「おぉぅ……その胸の大きさも」
ヨハネ「我が魔法によるものよ!」
梨子「その魔法で私たちにも変身できるの?」
ヨハネ「それは出来ないの。ベースは善子から変えられなくて……髪型や衣服をコピーすることなら造作もないわ」
梨子「すごい……」
262: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:55:47.27 ID:QFJxtIZT
千歌「ね、誰も怖がってないでしょ? 私たちを見て、3年生に話しても大丈夫とは思わない?」
善子「……うん、そうね、そう……思うわ」
善子「…………」
善子「……ルビィと、花丸は怖がらずに受け入れてくれたの」
千歌「うん」
善子「でも、先輩たちは……他のみんなが受け入れてくれるとは限らないって、思って」
千歌「うん」
善子「……よかった、よかった……」
千歌「怖かったね……よしよし」ナデナデ
善子「……」ギュウッ
千歌「大丈夫、大丈夫だよ……三年生たちにも私から話すから」
千歌「リーダーに任せなさい!」
善子「ぅん……ありがとう」
ガチャッ!
善子「!」バッ
千歌「ん?」
花丸「よ、よしこちゃーー……ん……あ、あれ?」
花丸「はあ、はあ…………もう終わっちゃったずら……?」
善子「……うん、そうね、そう……思うわ」
善子「…………」
善子「……ルビィと、花丸は怖がらずに受け入れてくれたの」
千歌「うん」
善子「でも、先輩たちは……他のみんなが受け入れてくれるとは限らないって、思って」
千歌「うん」
善子「……よかった、よかった……」
千歌「怖かったね……よしよし」ナデナデ
善子「……」ギュウッ
千歌「大丈夫、大丈夫だよ……三年生たちにも私から話すから」
千歌「リーダーに任せなさい!」
善子「ぅん……ありがとう」
ガチャッ!
善子「!」バッ
千歌「ん?」
花丸「よ、よしこちゃーー……ん……あ、あれ?」
花丸「はあ、はあ…………もう終わっちゃったずら……?」
263: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:56:16.92 ID:QFJxtIZT
~翌日~
だいかなまり『善子(さん)が二人ーーーーーー!!??』
よしヨハ『ヨハネよ!』
鞠莉「オゥ……おぅ……マリーは夢でも見てるの?」
果南「私もゲームのやりすぎかな……」
ダイヤ「これは何かの幻覚ですわ……」
千歌「もー! 何回も言ってるじゃん、本当のことなんだって!」
ダイヤ「で、ですが……」
ヨハネ「ふ、我は孤高にして至高の堕天使────ただの人間ごときが理解するなど不可能!」
だいかなまり『あー善子(さん)だ(ですわ)』
ヨハネ「なんでよ!!」
善子「……」
だいかなまり『善子(さん)が二人ーーーーーー!!??』
よしヨハ『ヨハネよ!』
鞠莉「オゥ……おぅ……マリーは夢でも見てるの?」
果南「私もゲームのやりすぎかな……」
ダイヤ「これは何かの幻覚ですわ……」
千歌「もー! 何回も言ってるじゃん、本当のことなんだって!」
ダイヤ「で、ですが……」
ヨハネ「ふ、我は孤高にして至高の堕天使────ただの人間ごときが理解するなど不可能!」
だいかなまり『あー善子(さん)だ(ですわ)』
ヨハネ「なんでよ!!」
善子「……」
264: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:57:16.45 ID:QFJxtIZT
ルビィ「ヨハネ様! お久しぶりです!」
ヨハネ「リトルデーモンルビィ! そうだわ、私ケータイ買ったのよ! ライン交換しましょライン!」
ルビィ「ぜひとも!」
ダイヤ「ルビィ!? こんなのに影響されてはいけません!」
ヨハネ「こんなのって何よ生徒会長!」
鞠莉「まあまあダイヤ! 善子もこんなに立派になったんだから!」
梨子「そっちはヨハネちゃんですよ……」
鞠莉「あら?」
果南「それにしても、そっかー」
善子「な、何よセンパイ」
果南「最近ゲームに誘ってくれなかったのは、そっちの善子が来たからか~……さびしいな~……」
善子「ま、また誘うから! また来て、ほら、新しいやつ買ったし!」
果南「はいは~い」
ヨハネ「そうだわ、センパイともゲームで戦わないといけないわね」
果南「お、やるか~? 勝てないぞ~
曜「勝てないんだ……」
果南「じゃあ曜もやってみたらいいじゃん! 善子強すぎるから!」
ヨハネ「ヨハネって言ってるでしょ!区別しなさいほら!」
ヨハネ「リトルデーモンルビィ! そうだわ、私ケータイ買ったのよ! ライン交換しましょライン!」
ルビィ「ぜひとも!」
ダイヤ「ルビィ!? こんなのに影響されてはいけません!」
ヨハネ「こんなのって何よ生徒会長!」
鞠莉「まあまあダイヤ! 善子もこんなに立派になったんだから!」
梨子「そっちはヨハネちゃんですよ……」
鞠莉「あら?」
果南「それにしても、そっかー」
善子「な、何よセンパイ」
果南「最近ゲームに誘ってくれなかったのは、そっちの善子が来たからか~……さびしいな~……」
善子「ま、また誘うから! また来て、ほら、新しいやつ買ったし!」
果南「はいは~い」
ヨハネ「そうだわ、センパイともゲームで戦わないといけないわね」
果南「お、やるか~? 勝てないぞ~
曜「勝てないんだ……」
果南「じゃあ曜もやってみたらいいじゃん! 善子強すぎるから!」
ヨハネ「ヨハネって言ってるでしょ!区別しなさいほら!」
265: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:57:59.06 ID:QFJxtIZT
善子「……」
千歌「ね、善子ちゃん? みんな信じてくれたでしょ」
善子「ちょっと複雑だけどね……」
千歌「堕天使ネタのおかげで認められてるんだし、いいことじゃん!」
善子「ネタとか言わないで!」
花丸「そうそう、あれがないと善子ちゃんは善子ちゃんじゃないずら」
千歌「地獄弁は善子ちゃんの特徴だよ!」
善子「なにそれかっこいい……」
ヨハネ「善子! ほら、ちょっとこっち来て!」
善子「な、なによもう……」
ヨハネ「わたし一人じゃ相手しきれないから手伝って!」
善子「いや、みんなあんたに相手して欲しいんでしょ……仕方ないわね」
千歌「ね、善子ちゃん? みんな信じてくれたでしょ」
善子「ちょっと複雑だけどね……」
千歌「堕天使ネタのおかげで認められてるんだし、いいことじゃん!」
善子「ネタとか言わないで!」
花丸「そうそう、あれがないと善子ちゃんは善子ちゃんじゃないずら」
千歌「地獄弁は善子ちゃんの特徴だよ!」
善子「なにそれかっこいい……」
ヨハネ「善子! ほら、ちょっとこっち来て!」
善子「な、なによもう……」
ヨハネ「わたし一人じゃ相手しきれないから手伝って!」
善子「いや、みんなあんたに相手して欲しいんでしょ……仕方ないわね」
266: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:58:51.87 ID:QFJxtIZT
花丸「ほんとによかったです」
千歌「そだねぇ……昨日は善子ちゃん、怖かったーって私に抱きついて泣いてたし」
花丸「は?」
千歌「んー?」
花丸「千歌ちゃんちょっとそのあたり詳しく聞かせてもらえますか」
千歌「えっと……まるちゃん? どうしたの?」
花丸「詳しく聞かせてほしいずら」
千歌「んー……やだ」
花丸「ずら!?」
千歌「善子ちゃんの涙は千歌だけのものなのだ」
花丸「むぅぅぅ~!」
千歌「それより……ほら、いま笑ってる善子ちゃんの方が大事だと思うな?」
千歌「そだねぇ……昨日は善子ちゃん、怖かったーって私に抱きついて泣いてたし」
花丸「は?」
千歌「んー?」
花丸「千歌ちゃんちょっとそのあたり詳しく聞かせてもらえますか」
千歌「えっと……まるちゃん? どうしたの?」
花丸「詳しく聞かせてほしいずら」
千歌「んー……やだ」
花丸「ずら!?」
千歌「善子ちゃんの涙は千歌だけのものなのだ」
花丸「むぅぅぅ~!」
千歌「それより……ほら、いま笑ってる善子ちゃんの方が大事だと思うな?」
267: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:59:18.90 ID:QFJxtIZT
鞠莉「ねえねえヨハネ! 変身してマリーみたいになってよ! 金髪と、この髪型と!」
ヨハネ「お安い御用よ! その気になればおっぱいだってマリーと同じにできるんだから!」
鞠莉「わお! それってもうふたりのマリーじゃないかしら!? ふたりのヨハネ完!」
善子「させないからね!?」
ダイヤ「では……幼い頃の善子さんにもなれるんですの?」
ルビィ「あ、妹にする気だ」
ダイヤ「そ、そのようなことあるわけがモニュモニュ……」
ヨハネ「生憎だけど、私は善子のお姉ちゃんだから! 妹にはなれないわね」
ダイヤ「しかしわたくしよりは歳下ですわ!」
ヨハネ「それは盲点だったわ……」
果南「妹増えるなー……」
鞠莉「ほらヨハネ、マリーに変身!」
ヨハネ「よーしやるわよ!」
善子「やらなくていいから!」
ヨハネ「お安い御用よ! その気になればおっぱいだってマリーと同じにできるんだから!」
鞠莉「わお! それってもうふたりのマリーじゃないかしら!? ふたりのヨハネ完!」
善子「させないからね!?」
ダイヤ「では……幼い頃の善子さんにもなれるんですの?」
ルビィ「あ、妹にする気だ」
ダイヤ「そ、そのようなことあるわけがモニュモニュ……」
ヨハネ「生憎だけど、私は善子のお姉ちゃんだから! 妹にはなれないわね」
ダイヤ「しかしわたくしよりは歳下ですわ!」
ヨハネ「それは盲点だったわ……」
果南「妹増えるなー……」
鞠莉「ほらヨハネ、マリーに変身!」
ヨハネ「よーしやるわよ!」
善子「やらなくていいから!」
268: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/06(火) 19:59:42.72 ID:QFJxtIZT
花丸「……楽しそうですね」
千歌「でしょ! ほら、私たちも混ざろう? ヨハネちゃんとライン交換もしないといけないし!」
花丸「はい!」
花丸「でもさっきの泣いて抱きついた話はちゃんと聞かせてもらうずら」
千歌「誤魔化せなかったか~!」
第4話・完
千歌「でしょ! ほら、私たちも混ざろう? ヨハネちゃんとライン交換もしないといけないし!」
花丸「はい!」
花丸「でもさっきの泣いて抱きついた話はちゃんと聞かせてもらうずら」
千歌「誤魔化せなかったか~!」
第4話・完
269: 名無しで叶える物語(笑) 2018/02/06(火) 20:29:24.49 ID:udY42lgS
ノξソ˘ヮ ˚,,ハ6
270: 名無しで叶える物語(プーアル茶) 2018/02/06(火) 20:34:22.08 ID:qCyh1oq/
ひょっとして果南ちゃんとのゲーム書いてた人なの……?
271: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー) 2018/02/06(火) 20:48:56.19 ID:VPtuiHgF
かわいいかよ
かわいいかよ
かわいいかよ
273: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/07(水) 01:14:59.43 ID:Q415vsle
最高じゃったか、見届けたい
275: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/07(水) 07:55:03.69 ID:cKr+7zpq
みんないい子だなー
276: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/02/07(水) 08:36:56.72 ID:hyaacuY/
優しい世界
278: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/07(水) 15:27:35.44 ID:B4uUMeGl
ほ
280: >>1どす(たこやき) 2018/02/07(水) 19:05:42.06 ID:B4uUMeGl
NETAGIRE!!
281: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/07(水) 19:16:47.56 ID:ezLx7L3G
草
282: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/07(水) 19:17:46.70 ID:PHnz5oec
自分で保守しといてネタ切れは草
283: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/07(水) 19:49:47.47 ID:B4uUMeGl
今日も私は優雅に空のお散歩。
漆黒の翼を大きく広げ、誰にも見られないよう透過の魔法で姿を隠しながら青い空を自由に飛ぶ。
鳥よりも速く。
誰よりも高く。
速度が乗れば────飛行機すら追い越しちゃう。
漆黒の翼を大きく広げ、誰にも見られないよう透過の魔法で姿を隠しながら青い空を自由に飛ぶ。
鳥よりも速く。
誰よりも高く。
速度が乗れば────飛行機すら追い越しちゃう。
284: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/07(水) 19:57:44.51 ID:B4uUMeGl
他の国だってひとっ飛び。
この時だけヨハネは何にも縛られない。
全てを追い越す速度。
心も身体も自由になるこの瞬間が、ヨハネは好き。
本当なら裸になっちゃいたいくらい────♡
だけど、流石にそれは善子に怒られちゃうから────仕方ないわね♡
この時だけヨハネは何にも縛られない。
全てを追い越す速度。
心も身体も自由になるこの瞬間が、ヨハネは好き。
本当なら裸になっちゃいたいくらい────♡
だけど、流石にそれは善子に怒られちゃうから────仕方ないわね♡
285: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/07(水) 19:59:18.60 ID:B4uUMeGl
今日も私は空を飛ぶ。
誰にも追いつけない速度で飛ぶ。
富士山を軽く超えて、海も超えて。
高く高く、遠く遠く。
そう、私に追いつけるものは誰もいない。
飛行機さえ、戦闘機さえ────
────と思っていたのに。
誰にも追いつけない速度で飛ぶ。
富士山を軽く超えて、海も超えて。
高く高く、遠く遠く。
そう、私に追いつけるものは誰もいない。
飛行機さえ、戦闘機さえ────
────と思っていたのに。
286: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/07(水) 20:00:12.46 ID:B4uUMeGl
轟音が轟いた。
私は咄嗟に翼を翻し、回避行動を取った。
そしてすれ違いざまに見たのは────赤いヒトガタ。
私のように翼があるわけではない────ただのヒトガタ。
そのヒトガタは私より速いスピードで空を飛んでいた。
速く────速く────
私は咄嗟に翼を翻し、回避行動を取った。
そしてすれ違いざまに見たのは────赤いヒトガタ。
私のように翼があるわけではない────ただのヒトガタ。
そのヒトガタは私より速いスピードで空を飛んでいた。
速く────速く────
287: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/07(水) 20:01:01.20 ID:B4uUMeGl
・・・
ヨハネ「っていうのを見たのよアメリカで!」
善子「はあ……そんな、空飛ぶ金属人間? どんな冗談よそれ」
ヨハネ「本当なのよ!」
善子「ないない、絶対にない! って言うか、私が授業受けてるのに1人で空の散歩なんて気楽なもんね」
ヨハネ「くっ……今度写真撮ろ……」
────
「次のニュースです。トニー・スターク氏が公開した写真が物議を醸しています」
「こちらはトニー・スターク氏が飛行しているときに撮影された写真です。黒い服を着た女性に見えますね」
「そしてこれは……翼でしょうか? 黒い翼が────」
ヨハネ「っていうのを見たのよアメリカで!」
善子「はあ……そんな、空飛ぶ金属人間? どんな冗談よそれ」
ヨハネ「本当なのよ!」
善子「ないない、絶対にない! って言うか、私が授業受けてるのに1人で空の散歩なんて気楽なもんね」
ヨハネ「くっ……今度写真撮ろ……」
────
「次のニュースです。トニー・スターク氏が公開した写真が物議を醸しています」
「こちらはトニー・スターク氏が飛行しているときに撮影された写真です。黒い服を着た女性に見えますね」
「そしてこれは……翼でしょうか? 黒い翼が────」
288: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/07(水) 20:02:02.17 ID:B4uUMeGl
第4.5話・完
289: 名無しで叶える物語(茸) 2018/02/07(水) 21:03:08.42 ID:1RF0HdYg
あかん鞠莉ちゃんの長所が社長に奪われる
290: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー) 2018/02/07(水) 21:54:09.90 ID:53kt8PLM
新たなコラボで草
292: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/02/08(木) 04:58:07.98 ID:ZcbaA8C4
アメリカのヒーローとの夢のコラボ
296: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/08(木) 20:13:42.00 ID:cdsLzidT
案の定アイアンマンで草
272: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/02/06(火) 20:50:01.72 ID:YwYM3H00
みんな可愛い
ずっと見ていたい…
ずっと見ていたい…
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1516964794/