78: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/29(月) 02:13:44.38 ID:NIhjBHc9
~朝~
pipipi...
善子「ぅーん……」
善子「うるさーい…………」バシ
善子「……んふふ、休みくらい寝る……」ムニュ
善子「…………なにこれ」ムニュムニュ
ヨハネ「ぁ、んっ……は、ぁ……っ」
善子「!!???」
バチコーン!!
ヨハネ「いったああぁっ!? なに、なに! 魔王の降臨!? それとも悪魔の復活!?」
ヨハネ「って……ぁれ────よしこ?」
善子「あれ?じゃないわよ!! なんで全裸で寝てんのよ!」
ヨハネ「……ああ、だってパジャマないし」
善子「私のやつ着なさいよ……」
pipipi...
善子「ぅーん……」
善子「うるさーい…………」バシ
善子「……んふふ、休みくらい寝る……」ムニュ
善子「…………なにこれ」ムニュムニュ
ヨハネ「ぁ、んっ……は、ぁ……っ」
善子「!!???」
バチコーン!!
ヨハネ「いったああぁっ!? なに、なに! 魔王の降臨!? それとも悪魔の復活!?」
ヨハネ「って……ぁれ────よしこ?」
善子「あれ?じゃないわよ!! なんで全裸で寝てんのよ!」
ヨハネ「……ああ、だってパジャマないし」
善子「私のやつ着なさいよ……」
79: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/29(月) 02:14:36.62 ID:NIhjBHc9
ヨハネ「まあ、それはほら……ふたりで着ると消費も二倍だし」
善子「変な気を回すなっ!」
ヨハネ「まあまあ、それより見てよ────変身で少し大きくしてみたの」
ヨハネ「どう?」タユン
善子「むかつく」
ヨハネ「あら、善子? あなたの胸は貧相ねえ、ふふ、この堕天使ヨハネ様に服従を誓うなら少し大きくしてあげても」
善子「もう容赦はしないわ! PS4起動させなさい! ブレイブルーで決着をつけるわよ!!」
ヨハネ「受けて立つわ、我が器よ!! 先に2勝した方が勝ちね!」
善子「上等!」
────我が家の朝はこんな感じで始まる。
だいたいヨハネと私が挨拶がわりに軽い口喧嘩して、
ゲームやって、お腹空いたら部屋から出てご飯食べたりね。
善子「変な気を回すなっ!」
ヨハネ「まあまあ、それより見てよ────変身で少し大きくしてみたの」
ヨハネ「どう?」タユン
善子「むかつく」
ヨハネ「あら、善子? あなたの胸は貧相ねえ、ふふ、この堕天使ヨハネ様に服従を誓うなら少し大きくしてあげても」
善子「もう容赦はしないわ! PS4起動させなさい! ブレイブルーで決着をつけるわよ!!」
ヨハネ「受けて立つわ、我が器よ!! 先に2勝した方が勝ちね!」
善子「上等!」
────我が家の朝はこんな感じで始まる。
だいたいヨハネと私が挨拶がわりに軽い口喧嘩して、
ゲームやって、お腹空いたら部屋から出てご飯食べたりね。
80: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/29(月) 02:17:09.77 ID:NIhjBHc9
親はどうしたって? そんなもの出張とか宿直とか色々あるの。
だってうちの親、教師だし……土日も学校あるのよ。
今日のAqours? 休みよ!
────で、今朝の決着はというと。
善子「なんで引き分けなのよ」
ヨハネ「まあ、私たち実力は同じだしねえ?」
善子「10試合中5勝5敗……なぜなの」
ヨハネ「うふふ、だけどこの実力の均衡はゲームによっては価値があるわよ? 地球防衛軍とか」
善子「……確かにコープを組むうえでこれ以上に頼もしい味方はいないわ」
ヨハネ「ね? だから朝からかったのは許して」
善子「……仕方ないわね、ゲームの腕前に免じて許してあげる」
ヨハネ「よしっ! ……で、今日はどうするの?」
善子「今日は…………その……」
ヨハネ「なによ、歯切れが悪いわね」
善子「えと、あのね? その……その」
善子「ずら丸たちが……うちに来るの」
ヨハネ「────は?」
だってうちの親、教師だし……土日も学校あるのよ。
今日のAqours? 休みよ!
────で、今朝の決着はというと。
善子「なんで引き分けなのよ」
ヨハネ「まあ、私たち実力は同じだしねえ?」
善子「10試合中5勝5敗……なぜなの」
ヨハネ「うふふ、だけどこの実力の均衡はゲームによっては価値があるわよ? 地球防衛軍とか」
善子「……確かにコープを組むうえでこれ以上に頼もしい味方はいないわ」
ヨハネ「ね? だから朝からかったのは許して」
善子「……仕方ないわね、ゲームの腕前に免じて許してあげる」
ヨハネ「よしっ! ……で、今日はどうするの?」
善子「今日は…………その……」
ヨハネ「なによ、歯切れが悪いわね」
善子「えと、あのね? その……その」
善子「ずら丸たちが……うちに来るの」
ヨハネ「────は?」
81: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/29(月) 02:18:05.72 ID:NIhjBHc9
善子「そ、それであんたには……!」
ヨハネ「ヨハネは外でぶらついてればいいのね、分かったわ」
善子「違うわアホ!」ガシッ
ヨハネ「ふぎゃっ!?」
善子「あんたのこと、二人に紹介するから!」
ヨハネ「…………………………………………え?」
善子「あの二人には……あんたの事、黙っていたくなくて、だから紹介する」
善子「……いい?」
ヨハネ「……い、や、でも……混乱させるし……やばいわよ……」
善子「うっ……で、でも、これは私がしたいから……」
ヨハネ「善子……」
善子「私のリトルデーモンだもの、ちゃんと分かってくれるわ」
ヨハネ「……ええ、そうね。じゃあお願い」
善子「うん……うん」
善子「じゃあまずは服着て」
ヨハネ「えー……」
善子「あんた本当に私なの?! 服は着なさいよ!」
ヨハネ「……ふふ、意外と裸もいいものよ? 夜な夜な、姿を消して裸で街を歩いたりしてるし」
善子「は、はっ……はぁぁぁあ!!?///」
ヨハネ「嘘よ」
善子「ばーか!ばーかばーか!///」
ヨハネ「ヨハネは外でぶらついてればいいのね、分かったわ」
善子「違うわアホ!」ガシッ
ヨハネ「ふぎゃっ!?」
善子「あんたのこと、二人に紹介するから!」
ヨハネ「…………………………………………え?」
善子「あの二人には……あんたの事、黙っていたくなくて、だから紹介する」
善子「……いい?」
ヨハネ「……い、や、でも……混乱させるし……やばいわよ……」
善子「うっ……で、でも、これは私がしたいから……」
ヨハネ「善子……」
善子「私のリトルデーモンだもの、ちゃんと分かってくれるわ」
ヨハネ「……ええ、そうね。じゃあお願い」
善子「うん……うん」
善子「じゃあまずは服着て」
ヨハネ「えー……」
善子「あんた本当に私なの?! 服は着なさいよ!」
ヨハネ「……ふふ、意外と裸もいいものよ? 夜な夜な、姿を消して裸で街を歩いたりしてるし」
善子「は、はっ……はぁぁぁあ!!?///」
ヨハネ「嘘よ」
善子「ばーか!ばーかばーか!///」
82: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/29(月) 02:18:37.26 ID:NIhjBHc9
ヨハネ「意外と素直で可愛いのね、善子って」
善子「自分で自分のこと可愛いとか言うな!」
ヨハネ「あら、だけどヨハネはあまりの美少女っぷりに嫉妬した神様が堕天させたのよ? 忘れてはいないでしょう」
善子「くっ……我が暗黒の記憶を呼び覚ますとは……」
ヨハネ「ふふ、それじゃあ朝ごはん食べて部屋の片付けね」
善子「そうね……じゃ、トーストでも焼きましょうか」
善子「自分で自分のこと可愛いとか言うな!」
ヨハネ「あら、だけどヨハネはあまりの美少女っぷりに嫉妬した神様が堕天させたのよ? 忘れてはいないでしょう」
善子「くっ……我が暗黒の記憶を呼び覚ますとは……」
ヨハネ「ふふ、それじゃあ朝ごはん食べて部屋の片付けね」
善子「そうね……じゃ、トーストでも焼きましょうか」
83: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/29(月) 02:20:51.39 ID:NIhjBHc9
・・・
善子「そういえば親に話した時の反応ってすごかったわよね」
ヨハネ「泡吹いて倒れたものね」
善子「まあ……でもなんやかんや信じてくれたし」
善子「我ながらものすごい親を持ったものね」
ヨハネ「普段のヨハネに慣れてるだけでしょ」
善子「……あんたえげつないこと言うわね」
ヨハネ「んふふ♪」
善子「まあいいか……信じてくれたから。で、ヨハネは何飲む?」
ヨハネ「コーヒー、ミルクたっぷり、お砂糖1杯」
善子「ふ、ならば私はブラックを!」
ヨハネ「なにっ!? 我が器よ……貴様、この堕天使ヨハネを差し置いて一人だけブラックを飲もうなど……!」
善子「クックック……これこそがオリジナルと分身の違いよ。常に進化し、飛躍し続ける我の姿に恐れおののくがいいわ!」
ヨハネ「くっ……ならばこのトースト、貴様はどのようにして食べるつもりだ!」
善子「それなら、ベーコンとレタスあるし目玉焼きも入れてサンドイッチにしましょ」
ヨハネ「予想外だった!」
善子「そういえば親に話した時の反応ってすごかったわよね」
ヨハネ「泡吹いて倒れたものね」
善子「まあ……でもなんやかんや信じてくれたし」
善子「我ながらものすごい親を持ったものね」
ヨハネ「普段のヨハネに慣れてるだけでしょ」
善子「……あんたえげつないこと言うわね」
ヨハネ「んふふ♪」
善子「まあいいか……信じてくれたから。で、ヨハネは何飲む?」
ヨハネ「コーヒー、ミルクたっぷり、お砂糖1杯」
善子「ふ、ならば私はブラックを!」
ヨハネ「なにっ!? 我が器よ……貴様、この堕天使ヨハネを差し置いて一人だけブラックを飲もうなど……!」
善子「クックック……これこそがオリジナルと分身の違いよ。常に進化し、飛躍し続ける我の姿に恐れおののくがいいわ!」
ヨハネ「くっ……ならばこのトースト、貴様はどのようにして食べるつもりだ!」
善子「それなら、ベーコンとレタスあるし目玉焼きも入れてサンドイッチにしましょ」
ヨハネ「予想外だった!」
84: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/29(月) 02:21:33.44 ID:NIhjBHc9
善子「ふ、最近私は料理にはまっていてね、美味しそうなのをクックパッドで見つけたのよ」
ヨハネ「知ってるわよ自分のことだもん」
善子「……で、サンドイッチなんだけど」
ヨハネ「無視かい」
善子「用意するのは────これね」
ベーコンエッグサンド 2人前
食パン4枚(個人的に5枚切りがベスト)
生卵2個
ベーコン4枚
レタスで4枚
バター適量
ケチャップ適量
マヨネーズ適量
ヨハネ「適量多くない……?」
善子「お好みでってやつよ! 自分の好きな量で味付けするといいわ」
ヨハネ「知ってるわよ自分のことだもん」
善子「……で、サンドイッチなんだけど」
ヨハネ「無視かい」
善子「用意するのは────これね」
ベーコンエッグサンド 2人前
食パン4枚(個人的に5枚切りがベスト)
生卵2個
ベーコン4枚
レタスで4枚
バター適量
ケチャップ適量
マヨネーズ適量
ヨハネ「適量多くない……?」
善子「お好みでってやつよ! 自分の好きな量で味付けするといいわ」
85: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/29(月) 02:24:22.05 ID:NIhjBHc9
ヨハネ「で、どうするつもり?」
善子「まず火にかけたフライパンにベーコンを2組になるように4枚並べて」ジュー
善子「卵の膨らんでる方を割って……こう、カップみたいにするの。わかる?」
ヨハネ「写真があれば分かりやすいと思うけど、難しそうね」
善子「で、これをそれぞれ……えっと、横に並べたベーコンの片方に押し付けるように乗せて……ある程度固まるまで待つ」ジュー…ジュワワワ
善子「少し固まったら殻を取り上げると、ほら、君がベーコンの上で固定されてるでしょ?」
ヨハネ「なるほど……考えたわね」
善子「ふふ、これならベーコンエッグも綺麗にできるからオススメね」
善子「殻を外したら塩コショウを軽く振って、ベーコンを半分に折って卵にかぶせる。その後、少し水を入れて蓋をし、蒸し焼きにする────」カチャ
善子「その間にソースとパンを作るから」
ヨハネ「はーい」
善子「まず火にかけたフライパンにベーコンを2組になるように4枚並べて」ジュー
善子「卵の膨らんでる方を割って……こう、カップみたいにするの。わかる?」
ヨハネ「写真があれば分かりやすいと思うけど、難しそうね」
善子「で、これをそれぞれ……えっと、横に並べたベーコンの片方に押し付けるように乗せて……ある程度固まるまで待つ」ジュー…ジュワワワ
善子「少し固まったら殻を取り上げると、ほら、君がベーコンの上で固定されてるでしょ?」
ヨハネ「なるほど……考えたわね」
善子「ふふ、これならベーコンエッグも綺麗にできるからオススメね」
善子「殻を外したら塩コショウを軽く振って、ベーコンを半分に折って卵にかぶせる。その後、少し水を入れて蓋をし、蒸し焼きにする────」カチャ
善子「その間にソースとパンを作るから」
ヨハネ「はーい」
86: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/29(月) 02:25:16.18 ID:NIhjBHc9
ヨハネ「マヨとケチャップ……ってことはオーロラソースね」
善子「その通り」
善子「マヨネーズとケチャップを混ぜてオーロラソースを作るわ」
善子「食パンは先にトースターで4枚焼いておいたから、それを出してきて薄くバターを塗っておく」
善子「そうしたら食パンにレタスを乗せて、レタスの上からオーロラソースを塗る」
善子「そして蒸し焼きにしたベーコンエッグを載せるのよ」
ヨハネ「うわ、すごいボリュームね。たべれるの?」
善子「意外とサクット食べれちゃうから安心しなさいな。で、またオーロラソース塗ってレタス乗せてパンで挟んで────!」
善子「あとは対角線で4等分して完成よ」
ヨハネ「ほえー……朝からハードそう」
善子「コーヒーに合うし、お手軽よ。それに肉と卵と野菜が取れるし」
ヨハネ「なるほどね……さすがは我が器、素晴らしい料理の才能だわ。無駄に辛くしようとしなければだけど」
善子「何よ、おいしいじゃない堕天使の涙!」
ヨハネ「あらぁ? ルビィが死ぬほど辛い辛い言ってたの忘れたのかしら~」
善子「あ、あれ以降はもう作ってないから……!! ほら、早く食べて!」
ヨハネ「はいはい、わかったわよー」
善子「その通り」
善子「マヨネーズとケチャップを混ぜてオーロラソースを作るわ」
善子「食パンは先にトースターで4枚焼いておいたから、それを出してきて薄くバターを塗っておく」
善子「そうしたら食パンにレタスを乗せて、レタスの上からオーロラソースを塗る」
善子「そして蒸し焼きにしたベーコンエッグを載せるのよ」
ヨハネ「うわ、すごいボリュームね。たべれるの?」
善子「意外とサクット食べれちゃうから安心しなさいな。で、またオーロラソース塗ってレタス乗せてパンで挟んで────!」
善子「あとは対角線で4等分して完成よ」
ヨハネ「ほえー……朝からハードそう」
善子「コーヒーに合うし、お手軽よ。それに肉と卵と野菜が取れるし」
ヨハネ「なるほどね……さすがは我が器、素晴らしい料理の才能だわ。無駄に辛くしようとしなければだけど」
善子「何よ、おいしいじゃない堕天使の涙!」
ヨハネ「あらぁ? ルビィが死ぬほど辛い辛い言ってたの忘れたのかしら~」
善子「あ、あれ以降はもう作ってないから……!! ほら、早く食べて!」
ヨハネ「はいはい、わかったわよー」
87: 名無しで叶える物語(聖火リレー) 2018/01/29(月) 02:59:03.08 ID:F9lzkS4s
えろすぎて堕天したヨハネちゃんすき
88: 名無しで叶える物語(プーアル茶) 2018/01/29(月) 03:57:27.30 ID:EPoE4E/c
ヨハネが少しお姉ちゃんっぽいの好き
89: 名無しで叶える物語(笑) 2018/01/29(月) 04:27:03.51 ID:2o8Hf6Ul
ヨハネは常に浮いてそう30cmくらい
90: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/01/29(月) 04:43:51.14 ID:u8LJqtHq
よしヨハ可愛い
お腹空いてくる…
お腹空いてくる…
93: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/01/29(月) 12:23:02.80 ID:BsblzX/h
善子ちゃんもヨハネちゃんも可愛い
98: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:24:53.33 ID:3jhtL+Qb
・・・
ヨハネ「いただきます……はぐ」
ヨハネ「むぐむぐ……」
善子「どう?」
ヨハネ「うまー♡」
善子( ・ㅂ・)و ̑̑
ヨハネ「いや、美味しいわこれ……ベーコンエッグはジューシーだし、オーロラソースの程よい酸味でさっぱり」
ヨハネ「レタスもシャキシャキだし、パンもカリッと焼けてて美味しいわ」
善子「解説ありがとうヨハネ。これは色んなもの挟んでも美味しいし、いいわよこれ」
ヨハネ「腕をあげたわね、我が器もとい善子」
善子「ヨハネよ」
ヨハネ「そうだわ、夕飯は私が作りましょうか」
善子「ならルビィ達にも食べさせる?」
ヨハネ「…………………………ヨハネはルビィ達に受け入れてもらえるのだろうかしら」
善子「大丈夫よ! …………………………多分」
ヨハネ「…………うん」
ヨハネ「いただきます……はぐ」
ヨハネ「むぐむぐ……」
善子「どう?」
ヨハネ「うまー♡」
善子( ・ㅂ・)و ̑̑
ヨハネ「いや、美味しいわこれ……ベーコンエッグはジューシーだし、オーロラソースの程よい酸味でさっぱり」
ヨハネ「レタスもシャキシャキだし、パンもカリッと焼けてて美味しいわ」
善子「解説ありがとうヨハネ。これは色んなもの挟んでも美味しいし、いいわよこれ」
ヨハネ「腕をあげたわね、我が器もとい善子」
善子「ヨハネよ」
ヨハネ「そうだわ、夕飯は私が作りましょうか」
善子「ならルビィ達にも食べさせる?」
ヨハネ「…………………………ヨハネはルビィ達に受け入れてもらえるのだろうかしら」
善子「大丈夫よ! …………………………多分」
ヨハネ「…………うん」
99: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:25:59.29 ID:3jhtL+Qb
善子「ほら、堕天使ヨハネがそんな不安そうな顔をしちゃダメよ。二人を信じて────二人を信じられるなら大丈夫」
善子「だって────」
ヨハネ「……」
ヨハネ(私のせいで善子が、奇異の目で見られるのは嫌だ)
ヨハネ(私が堕天使ヨハネだから、あの子の堕天モードの象徴だから……とかじゃなくて)
ヨハネ(あの子から私が分裂……生まれたことで、善子という存在が恐ろしいものに思われてしまったら────)
ヨハネ(もしそんなことになったら、私は自分を許せないだろう)
ヨハネ(だからこそ、ヨハネは姿を消していれば迷惑はかからないと思っていた。事実、親に話すと善子が言った時も猛反対だった)
『────この子は私なの! 津島善子なの! 母さんたちは娘を信じられないの!?』
ヨハネ(けれど善子は無理を通して、親に私の存在を認めさせた)
『────悩む必要なんてなかった。あなたが津島善子なら、私たちの娘なんだから』
ヨハネ(一晩考えて、両親が出した答えがこれだった。きっとものすごく考えて、ものすごく話し合ったのだと思う)
ヨハネ(それでも、娘として受け入れてくれた────それだけで、私は泣くほど嬉しかった)
ヨハネ(だって────)
善子「だって───あなたも津島善子なんだから」
善子「だって────」
ヨハネ「……」
ヨハネ(私のせいで善子が、奇異の目で見られるのは嫌だ)
ヨハネ(私が堕天使ヨハネだから、あの子の堕天モードの象徴だから……とかじゃなくて)
ヨハネ(あの子から私が分裂……生まれたことで、善子という存在が恐ろしいものに思われてしまったら────)
ヨハネ(もしそんなことになったら、私は自分を許せないだろう)
ヨハネ(だからこそ、ヨハネは姿を消していれば迷惑はかからないと思っていた。事実、親に話すと善子が言った時も猛反対だった)
『────この子は私なの! 津島善子なの! 母さんたちは娘を信じられないの!?』
ヨハネ(けれど善子は無理を通して、親に私の存在を認めさせた)
『────悩む必要なんてなかった。あなたが津島善子なら、私たちの娘なんだから』
ヨハネ(一晩考えて、両親が出した答えがこれだった。きっとものすごく考えて、ものすごく話し合ったのだと思う)
ヨハネ(それでも、娘として受け入れてくれた────それだけで、私は泣くほど嬉しかった)
ヨハネ(だって────)
善子「だって───あなたも津島善子なんだから」
100: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:26:33.37 ID:3jhtL+Qb
ヨハネ「……その言葉はずるい」
善子「あらあら、堕天使ヨハネは人間の言葉にほだされちゃうのかしら? 堕ちたものね堕天使ヨハネ、そろそろその名前を私に返却してもいいんじゃない?」
ヨハネ「……ふふ、やっぱりオリジナルには敵わないわね。名前は返さないけど」
善子「む……そう、ならもう少し預けておいてあげる」
ヨハネ「……ありがとう善子」
善子「……ふん! 別に、ヨハネのためじゃないけどね! 私が気分悪いだけよ」
ヨハネ「ふふ、素直じゃないわね~」ナデナデワシャワシャ
善子「あーもう撫でるな! ほら、さっさと食べ終わらせて! 食器洗って部屋の掃除するんだから手伝ってよ」
ヨハネ「あ……もう冷めてる……」
善子「冷めても美味しいからほらはやく」
ヨハネ「はむ……んふ、ほんとだ♡ うま~」
善子(……あんたの気持ちくらい、私にはわかるわよ。だって私があんたの立場なら…………)
善子「あらあら、堕天使ヨハネは人間の言葉にほだされちゃうのかしら? 堕ちたものね堕天使ヨハネ、そろそろその名前を私に返却してもいいんじゃない?」
ヨハネ「……ふふ、やっぱりオリジナルには敵わないわね。名前は返さないけど」
善子「む……そう、ならもう少し預けておいてあげる」
ヨハネ「……ありがとう善子」
善子「……ふん! 別に、ヨハネのためじゃないけどね! 私が気分悪いだけよ」
ヨハネ「ふふ、素直じゃないわね~」ナデナデワシャワシャ
善子「あーもう撫でるな! ほら、さっさと食べ終わらせて! 食器洗って部屋の掃除するんだから手伝ってよ」
ヨハネ「あ……もう冷めてる……」
善子「冷めても美味しいからほらはやく」
ヨハネ「はむ……んふ、ほんとだ♡ うま~」
善子(……あんたの気持ちくらい、私にはわかるわよ。だって私があんたの立場なら…………)
101: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:27:15.36 ID:3jhtL+Qb
~バス停~
ブロロロ…
花丸「長旅だったずら~……」
ルビィ「そんなに乗ってないよ……?」
花丸「内浦から出ることがあんまりないから、バスで移動って言うだけでマルにはちょっとした長旅なんだ……」
ルビィ「じゃあこれからいっぱいおでかけしようよ! 善子ちゃんも入れて3人でっ」
花丸「うんっ!」
ルビィ「えへへ……っと、あれー?」
花丸「おうちの場所は……?」
ルビィ「えっとね、善子ちゃんがバス停まで迎えにきてくれるはずなんだけど……」
「ずらまるー! るびぃー!」タッタッタッ
るびまる『!』
善子「はあ、はあ……お待たせ……」
善子「ごめん、待った?」
ルビィ「ううん、今ちょうどバス着いたとこだよ~」
ブロロロ…
花丸「長旅だったずら~……」
ルビィ「そんなに乗ってないよ……?」
花丸「内浦から出ることがあんまりないから、バスで移動って言うだけでマルにはちょっとした長旅なんだ……」
ルビィ「じゃあこれからいっぱいおでかけしようよ! 善子ちゃんも入れて3人でっ」
花丸「うんっ!」
ルビィ「えへへ……っと、あれー?」
花丸「おうちの場所は……?」
ルビィ「えっとね、善子ちゃんがバス停まで迎えにきてくれるはずなんだけど……」
「ずらまるー! るびぃー!」タッタッタッ
るびまる『!』
善子「はあ、はあ……お待たせ……」
善子「ごめん、待った?」
ルビィ「ううん、今ちょうどバス着いたとこだよ~」
102: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:27:56.72 ID:3jhtL+Qb
花丸「善子ちゃん、今日はお世話になるね」
善子「ええ、練習もないし」
ルビィ「善子ちゃんのお部屋どんなだろね、まるちゃん! ルビィ、ずっと気になってたんだ~」
善子「えっと……ゲームがたくさんあるくらいよ?」
ルビィ「えっ……」
善子「なんでそんな残念そうなのよ……」
ルビィ「堕天使なのに!? 謎の黒い紋章とか! 拷問器具とか!」
善子「堕天使をなんだと思ってるのよ! それはもうただの拷問部屋じゃないの!」
花丸「ルビィちゃん、ずっと楽しみにしてたずら。堕天使のお部屋ってどんななんだろ~って」
善子「そうなの?」
ルビィ「でもルビィの期待は崩れ落ちました……」
善子「……でも、ちょっと驚くものが見られるかも」
ルビィ「なになに! 善子ちゃんの本気の堕天使衣装とか!?」
善子「ふ、それくらいならいつだって!」ギラン
花丸「やめるずら、みんなが見てるからね?」ポン
善子「……へい」
善子「んじゃ、行きましょうか。すぐそこだし」
るびまる『はーい!』
善子「ええ、練習もないし」
ルビィ「善子ちゃんのお部屋どんなだろね、まるちゃん! ルビィ、ずっと気になってたんだ~」
善子「えっと……ゲームがたくさんあるくらいよ?」
ルビィ「えっ……」
善子「なんでそんな残念そうなのよ……」
ルビィ「堕天使なのに!? 謎の黒い紋章とか! 拷問器具とか!」
善子「堕天使をなんだと思ってるのよ! それはもうただの拷問部屋じゃないの!」
花丸「ルビィちゃん、ずっと楽しみにしてたずら。堕天使のお部屋ってどんななんだろ~って」
善子「そうなの?」
ルビィ「でもルビィの期待は崩れ落ちました……」
善子「……でも、ちょっと驚くものが見られるかも」
ルビィ「なになに! 善子ちゃんの本気の堕天使衣装とか!?」
善子「ふ、それくらいならいつだって!」ギラン
花丸「やめるずら、みんなが見てるからね?」ポン
善子「……へい」
善子「んじゃ、行きましょうか。すぐそこだし」
るびまる『はーい!』
103: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:28:37.33 ID:3jhtL+Qb
~善子の家~
花丸「あ、せっかくお邪魔させてもらうのに……おやつ買ってくるの忘れたずら……」
ルビィ「あっ……ほんとだ。今からコンビニ行ってくる?」
善子「いいわよ、もう用意してるし」
ルビィ「わあ、わあ……ごめんね……!」
花丸「ごめんね善子ちゃん……」
善子「誘ったのはこっちだし、気を使わなくていいの! ほら、入って入って」
ルビィ「う、うん」
るびまる『お邪魔しまーす』
花丸「……っ」ビクンッ
花丸「……?」キョロキョロ
花丸「あ、せっかくお邪魔させてもらうのに……おやつ買ってくるの忘れたずら……」
ルビィ「あっ……ほんとだ。今からコンビニ行ってくる?」
善子「いいわよ、もう用意してるし」
ルビィ「わあ、わあ……ごめんね……!」
花丸「ごめんね善子ちゃん……」
善子「誘ったのはこっちだし、気を使わなくていいの! ほら、入って入って」
ルビィ「う、うん」
るびまる『お邪魔しまーす』
花丸「……っ」ビクンッ
花丸「……?」キョロキョロ
104: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:29:22.64 ID:3jhtL+Qb
パタパタパタ
ガチャ
善子「ここ、私の部屋」
ルビィ「わーー! ほんとにゲームいっぱい! あ、カメラだ! これで動画配信してるの? すごい……わわ、この前の鏡もある! わー! わー!」
善子「宝箱見つけた子どもかい……」
花丸「……」ジー
ルビィ「すごいよまるちゃん! 善子ちゃんのお部屋だよ!」
花丸「あ、うん」
善子「ゲームやりたいなら後でしましょ? 今日はリビングよ」
ルビィ「はーい……」
花丸「ご両親は、本当にいないの?」
善子「ん、どっちも仕事」
花丸「そっか……いつも寂しくない?」
善子「むしろ、いつもだから慣れた…………げふんげふん」
善子「この堕天使ヨハネが寂しいと? ふふ、あり得ないわねリトルデーモン花丸!」
花丸「はいはい……」ナデナデ
善子「撫でないでっ!」
ルビィ「わ~……マンションのお部屋ってあんまり入らないから新鮮~」
花丸「みらいずら……」
善子「まあ、とりあえず座って。ちょっと……話があるから」
花丸「……」
ルビィ「話?」
ガチャ
善子「ここ、私の部屋」
ルビィ「わーー! ほんとにゲームいっぱい! あ、カメラだ! これで動画配信してるの? すごい……わわ、この前の鏡もある! わー! わー!」
善子「宝箱見つけた子どもかい……」
花丸「……」ジー
ルビィ「すごいよまるちゃん! 善子ちゃんのお部屋だよ!」
花丸「あ、うん」
善子「ゲームやりたいなら後でしましょ? 今日はリビングよ」
ルビィ「はーい……」
花丸「ご両親は、本当にいないの?」
善子「ん、どっちも仕事」
花丸「そっか……いつも寂しくない?」
善子「むしろ、いつもだから慣れた…………げふんげふん」
善子「この堕天使ヨハネが寂しいと? ふふ、あり得ないわねリトルデーモン花丸!」
花丸「はいはい……」ナデナデ
善子「撫でないでっ!」
ルビィ「わ~……マンションのお部屋ってあんまり入らないから新鮮~」
花丸「みらいずら……」
善子「まあ、とりあえず座って。ちょっと……話があるから」
花丸「……」
ルビィ「話?」
105: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:30:13.58 ID:3jhtL+Qb
・・・
善子「……とりあえず、先に約束して欲しいんだけど」
善子「今日のことは……その、今は私たちの間だけの秘密にして欲しいの」
ルビィ「え、えっと……よ、善子ちゃん? なんか怖いよ~……?」
花丸「……」
善子「ずら丸は、何か気づいてるんでしょ?」
花丸「……えっと、少しだけ」
ルビィ「えっ……え、え? な、なに……なにがあるの……?」
善子「お願い……大丈夫、なにも危ないことじゃないの。ちょっと驚くものを見せるだけ」
ルビィ「う、うん……そ、それなら……」
花丸「マルは大丈夫ずら。多分、考えてることと同じだからね
善子「……ありがとう」
善子「…………もういいわよ、出てきて」
ルビィ「……え?」
スゥー……
ヨハネ「ど、どうも」
ルビィ「えっ……」
花丸「……」
ルビィ「え、えっ……えっ」
ルビィ「善子ちゃんが、ふ……ふた…………ふぅ」バターン!
ヨハネ「ちょ、ルビィ!?」
善子「やっぱりそうなるわよね……ルビィは……ソファに寝かせましょ」グイッ
ヨハネ「そうね……ああ、ルビィ……」
善子「……とりあえず、先に約束して欲しいんだけど」
善子「今日のことは……その、今は私たちの間だけの秘密にして欲しいの」
ルビィ「え、えっと……よ、善子ちゃん? なんか怖いよ~……?」
花丸「……」
善子「ずら丸は、何か気づいてるんでしょ?」
花丸「……えっと、少しだけ」
ルビィ「えっ……え、え? な、なに……なにがあるの……?」
善子「お願い……大丈夫、なにも危ないことじゃないの。ちょっと驚くものを見せるだけ」
ルビィ「う、うん……そ、それなら……」
花丸「マルは大丈夫ずら。多分、考えてることと同じだからね
善子「……ありがとう」
善子「…………もういいわよ、出てきて」
ルビィ「……え?」
スゥー……
ヨハネ「ど、どうも」
ルビィ「えっ……」
花丸「……」
ルビィ「え、えっ……えっ」
ルビィ「善子ちゃんが、ふ……ふた…………ふぅ」バターン!
ヨハネ「ちょ、ルビィ!?」
善子「やっぱりそうなるわよね……ルビィは……ソファに寝かせましょ」グイッ
ヨハネ「そうね……ああ、ルビィ……」
106: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:30:51.01 ID:3jhtL+Qb
・・・
ルビィ「ぅぅん……」
善子「……よし、これでオーケーよ」
花丸「……善子ちゃん?」
善子「あ、えっと」
花丸「……そっちの善子ちゃんも」
ヨハネ「う、うん……花丸」
花丸「二人から、全く同じ気配……を、感じるずら」
ヨハネ「……」
善子「あの、ずら丸……この子はね……?」
花丸「……うん、分かるよ」
花丸「多分……時々感じてた、善子ちゃんと別の、善子ちゃんの気配……の、正体だよね」
ヨハネ「……そうね」
花丸「ふむ……むむむむ」
花丸「悪霊?」
ヨハネ「誰が悪霊よ! 私はヨハネ!」
花丸「うん、善子ちゃんずら」
ヨハネ「……で、えっと……」
善子「とりあえず説明するわね」
花丸「うん」
少女説明中・・・
ルビィ「ぅぅん……」
善子「……よし、これでオーケーよ」
花丸「……善子ちゃん?」
善子「あ、えっと」
花丸「……そっちの善子ちゃんも」
ヨハネ「う、うん……花丸」
花丸「二人から、全く同じ気配……を、感じるずら」
ヨハネ「……」
善子「あの、ずら丸……この子はね……?」
花丸「……うん、分かるよ」
花丸「多分……時々感じてた、善子ちゃんと別の、善子ちゃんの気配……の、正体だよね」
ヨハネ「……そうね」
花丸「ふむ……むむむむ」
花丸「悪霊?」
ヨハネ「誰が悪霊よ! 私はヨハネ!」
花丸「うん、善子ちゃんずら」
ヨハネ「……で、えっと……」
善子「とりあえず説明するわね」
花丸「うん」
少女説明中・・・
107: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:31:26.43 ID:3jhtL+Qb
花丸「……なるほど、朝起きたら増えてた」
ルビィ「むむむ……」←途中で起きた
善子「そう、だけどこいつは……自分が一番分かる。こいつは津島善子に間違いないし、私も津島善子で……」
善子「……だから、私たちは二人に分裂したの。分身とも言えるのかも」
花丸「善子ちゃんと……もう一人の善子ちゃんの気配は、マルが感じてる限りは……全く同じずら」
花丸「寸分違わず善子ちゃんが二人いるって……マルは感じてる。上手く擬態した悪霊なんかも、そんなことはできるってばあちゃんは言ってたけど……」
花丸「おらは善子ちゃんを信じるよ」
ルビィ「ルビィも……よく分かんないけど、善子ちゃんなんでしょ? なら、ルビィも大丈夫!」
ルビィ「むしろ、その……堕天使ヨハネ様が本物で、ちょっとかっこいいな……♡」
ヨハネ「ルビィ、花丸……」
善子「本当に……信じてくれるの?」
花丸「もちろん! 友達だもんっ」
ルビィ「ね~!」
花丸「なにより、花丸って呼んでくれたのが点数高いずら~♡」
善子「そこ!! そこなの!?」
ルビィ「むむむ……」←途中で起きた
善子「そう、だけどこいつは……自分が一番分かる。こいつは津島善子に間違いないし、私も津島善子で……」
善子「……だから、私たちは二人に分裂したの。分身とも言えるのかも」
花丸「善子ちゃんと……もう一人の善子ちゃんの気配は、マルが感じてる限りは……全く同じずら」
花丸「寸分違わず善子ちゃんが二人いるって……マルは感じてる。上手く擬態した悪霊なんかも、そんなことはできるってばあちゃんは言ってたけど……」
花丸「おらは善子ちゃんを信じるよ」
ルビィ「ルビィも……よく分かんないけど、善子ちゃんなんでしょ? なら、ルビィも大丈夫!」
ルビィ「むしろ、その……堕天使ヨハネ様が本物で、ちょっとかっこいいな……♡」
ヨハネ「ルビィ、花丸……」
善子「本当に……信じてくれるの?」
花丸「もちろん! 友達だもんっ」
ルビィ「ね~!」
花丸「なにより、花丸って呼んでくれたのが点数高いずら~♡」
善子「そこ!! そこなの!?」
108: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:31:57.55 ID:3jhtL+Qb
ヨハネ「……いいの?」
るびまる『?』
ヨハネ「わたし……普通じゃないのよ? 見た目は、善子だけど……魔法が、使えるのよ……?」
ルビィ「えっ」
ヨハネ「透明になったり……変身したり、空飛んだり……普通の人間じゃ、ないのに……認めてm」
ルビィ「すごい!!」
ヨハネ「!」
ルビィ「すごいすごいすごーい! ヨハネ様は魔法が使えるの!?」
ヨハよし『ヨハネ様!?』
ルビィ「わあ~! 見てみたいなあ、すごいなあ、えへへへ……♡」
ヨハネ( ゚д゚)ポカーン
花丸「大丈夫みたいずら?」
善子「そう……みたいね……」
ヨハネ「ぅぅ……ルビィ~!」ガバッ
ルビィ「ピッ!? ……っとと」
ヨハネ「うぅぁ、ぅぅ~っ……!」
ルビィ「よしよし、ヨハネさま……大丈夫、大丈夫だよ~……?」ナデナデ
ヨハネ「うわ~~ん!!」
るびまる『?』
ヨハネ「わたし……普通じゃないのよ? 見た目は、善子だけど……魔法が、使えるのよ……?」
ルビィ「えっ」
ヨハネ「透明になったり……変身したり、空飛んだり……普通の人間じゃ、ないのに……認めてm」
ルビィ「すごい!!」
ヨハネ「!」
ルビィ「すごいすごいすごーい! ヨハネ様は魔法が使えるの!?」
ヨハよし『ヨハネ様!?』
ルビィ「わあ~! 見てみたいなあ、すごいなあ、えへへへ……♡」
ヨハネ( ゚д゚)ポカーン
花丸「大丈夫みたいずら?」
善子「そう……みたいね……」
ヨハネ「ぅぅ……ルビィ~!」ガバッ
ルビィ「ピッ!? ……っとと」
ヨハネ「うぅぁ、ぅぅ~っ……!」
ルビィ「よしよし、ヨハネさま……大丈夫、大丈夫だよ~……?」ナデナデ
ヨハネ「うわ~~ん!!」
109: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:32:44.03 ID:3jhtL+Qb
善子(……案外、二人は簡単に受け入れてくれた)
善子(ずら丸は前から気づいていた感じもあったから、なんとなくわかるんだけど……ルビィがネックだった)
善子(純粋な子だから……と思っていたけど、考えすぎだったみたい。……いい友達を持ったな、わたし)
ルビィ「ねえねえヨハネ様、今度、ルビィを抱えて空飛んでみてほしいな~」
ヨハネ「ええ、もちろん構わないわ! リトルデーモンの願い、叶えましょう!」
ルビィ「やった~!」
花丸「よかったね~ルビィちゃん」
善子(…………あそこまで懐くとは思ってなかったけど)
善子(ずら丸は前から気づいていた感じもあったから、なんとなくわかるんだけど……ルビィがネックだった)
善子(純粋な子だから……と思っていたけど、考えすぎだったみたい。……いい友達を持ったな、わたし)
ルビィ「ねえねえヨハネ様、今度、ルビィを抱えて空飛んでみてほしいな~」
ヨハネ「ええ、もちろん構わないわ! リトルデーモンの願い、叶えましょう!」
ルビィ「やった~!」
花丸「よかったね~ルビィちゃん」
善子(…………あそこまで懐くとは思ってなかったけど)
110: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/01/30(火) 01:42:12.78 ID:kvaZ5B7h
優しい世界
るびまるいい子たちや
るびまるいい子たちや
111: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:48:34.28 ID:3jhtL+Qb
~落ち着いたのでお昼ごはん~
善子「堕天使特製チャーハン!さあ、おあがりよ!」
2人『いただきま~す』
ルビィ「はむ……おいしい!!」
花丸「むぐむぐ……んん、意外な才能ずら」
善子「意外とか言うなっ! 親が共働きだから、割と機会は多いのよ」
ヨハネ「そしてその分身たるこのヨハネも同等の技術を持ち合わせている────この意味がわかるわね、ルビィ」
ルビィ「ふたりで力を合わせて美味しい料理が作れる!」
ヨハネ「その通り! 賢いリトルデーモンには飴をあげましょう」ポン!
ルビィ「わあっ! えっ、すごい!」
善子「えっ……今、なんか手から飴がでてきたんだけど」
ヨハネ「これぞヨハネの魔法その5、テレポーテーション!」ギラン
【テレポーテーション】
物も別の場所に移動させる魔法よ!
送りつけ、取り寄せ、交換など方法は多彩! その気になれば敵の心臓だけをこの手のひらに────げふんげふん、まあそんなバトル漫画みたいなヤバイことはしないけど。
あと、泥棒とか犯罪も! ダメよ、絶対!
花丸「その飴はどこから取ってきたの?」
ヨハネ「キッチンの棚に隠してあったやつよ。ただのフルーツ味の飴だから大丈夫」
花丸「ふぁんたじぃずら……」
ルビィ「ごはんの後にもらお~」
善子「堕天使特製チャーハン!さあ、おあがりよ!」
2人『いただきま~す』
ルビィ「はむ……おいしい!!」
花丸「むぐむぐ……んん、意外な才能ずら」
善子「意外とか言うなっ! 親が共働きだから、割と機会は多いのよ」
ヨハネ「そしてその分身たるこのヨハネも同等の技術を持ち合わせている────この意味がわかるわね、ルビィ」
ルビィ「ふたりで力を合わせて美味しい料理が作れる!」
ヨハネ「その通り! 賢いリトルデーモンには飴をあげましょう」ポン!
ルビィ「わあっ! えっ、すごい!」
善子「えっ……今、なんか手から飴がでてきたんだけど」
ヨハネ「これぞヨハネの魔法その5、テレポーテーション!」ギラン
【テレポーテーション】
物も別の場所に移動させる魔法よ!
送りつけ、取り寄せ、交換など方法は多彩! その気になれば敵の心臓だけをこの手のひらに────げふんげふん、まあそんなバトル漫画みたいなヤバイことはしないけど。
あと、泥棒とか犯罪も! ダメよ、絶対!
花丸「その飴はどこから取ってきたの?」
ヨハネ「キッチンの棚に隠してあったやつよ。ただのフルーツ味の飴だから大丈夫」
花丸「ふぁんたじぃずら……」
ルビィ「ごはんの後にもらお~」
112: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/30(火) 01:49:17.50 ID:3jhtL+Qb
善子「……あんた、他にどんなのが使えるわけ?」
ヨハネ「あとは……他人の認識に潜り込むとか、催眠術みたいなものとか」
善子「ん? 認識に潜り込むって?」
ヨハネ「つまりそうね……今の二つを組み合わせると、津島善子が最初から双子で、ヨハネと善子が存在した────みたいに、人にそういう認識を植えつけたり出来るわ」
ルビィ「……」
花丸「……」
善子「……」
ヨハネ「えっ……ど、どうしたの3人とも?」
善子「それを使ったら……説明に悩んだり、苦しむこともなかったんじゃ」
ヨハネ「そ、それはそうだけど」
ヨハネ「……やっぱり嫌じゃない、親や友達を騙したり……その、嘘ついたりするの」
3人『…………はぁあ~……』
ヨハネ「えっ……」
善子「……我ながら背中が痒くなる」
花丸「……善子ちゃんってものすごくいい子だね」
善子「やめて……むず痒い」
ルビィ「堕天使っぽくない……」
ヨハネ「えっ……えっ……な、なんでみんなため息つくのよ~!!」
ヨハネ「あとは……他人の認識に潜り込むとか、催眠術みたいなものとか」
善子「ん? 認識に潜り込むって?」
ヨハネ「つまりそうね……今の二つを組み合わせると、津島善子が最初から双子で、ヨハネと善子が存在した────みたいに、人にそういう認識を植えつけたり出来るわ」
ルビィ「……」
花丸「……」
善子「……」
ヨハネ「えっ……ど、どうしたの3人とも?」
善子「それを使ったら……説明に悩んだり、苦しむこともなかったんじゃ」
ヨハネ「そ、それはそうだけど」
ヨハネ「……やっぱり嫌じゃない、親や友達を騙したり……その、嘘ついたりするの」
3人『…………はぁあ~……』
ヨハネ「えっ……」
善子「……我ながら背中が痒くなる」
花丸「……善子ちゃんってものすごくいい子だね」
善子「やめて……むず痒い」
ルビィ「堕天使っぽくない……」
ヨハネ「えっ……えっ……な、なんでみんなため息つくのよ~!!」
113: 名無しで叶える物語(プーアル茶) 2018/01/30(火) 02:36:42.42 ID:k1wJ+Vc5
微笑ま~
114: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/01/30(火) 06:49:41.92 ID:kvaZ5B7h
ヨハネちゃん善い子
115: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/01/30(火) 07:25:56.98 ID:XzWkSZca
|c||^.- ^||
116: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/30(火) 07:58:01.41 ID:N8hxr6vB
ヨハルビいいぞ
120: 名無しで叶える物語(茸) 2018/01/30(火) 18:56:28.73 ID:OgEB9l7w
思いは距離を飛び越え|c||^.- ^||いま君に届くきっと|c||^.- ^||
122: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/01/30(火) 22:34:00.65 ID:zZ/JTCeb
|c||^.- ^||ほっしゅーですわ!
123: 名無しで叶える物語(茸) 2018/01/31(水) 01:57:37.19 ID:J4A445Vu
べ、別に次の更新を楽しみになんかしてないんだから!
勘違いしないでよね!
勘違いしないでよね!
126: 名無しで叶える物語(茸) 2018/01/31(水) 08:13:26.77 ID:00/0uezg
可能性感じる
128: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/01/31(水) 14:56:08.60 ID:45bR6H0x
count the skills
現在、ヨハネが使える魔法は?
その1
【漆黒の翼】
堕天使ヨハネの存在を示す最もシンプルで分かりやすい魔法ね!
もちろん飛ぶことができるし、その気になれば翼から魔法攻撃だって……げふんげふん。
その2
【インビジブル】
堕天使ヨハネは人に見られてはいけない────これは己が姿を消す魔法よ!
広範囲は基本的に私が触れているもの……だけど、自分でも具体的によく分かっていないわ。善子を抱きかかえて飛ぶときはあの子も姿が消えてるみたい。
ちなみに善子相手には透明化は効かないわ! なんでかしらね?
その3
【テレパシー】
我が究極の通信システム!
善子とは相互でやり取りができるけれど、善子以外には一方的に送りつけるだけになってしまうわ。
ただしヨハネの魔力を体内に取り入れれば、その魔力が残っている間だけテレパシーのやりとりができるみたいね!
その4
【変身】
堕天使ヨハネがどうしても姿を現わす必要がある場合に使うわ!と言っても、見た目大幅に変えて別人になる────なんてことはできなくて、変化してもベースは善子のまま。
基本的には衣服を変えたり、ちょっと胸を大きくしてみたり、善子を大人っぽくしてみたり。
でも変身、かっこいいわよね! ヒーローみたい!」
その5
【テレポーテーション】
近くのものを手元に移動させる魔法!単純明快ね!
使い方は色々あって「手元に移動させる」「物と物を入れ替える」「物を送りつける」といったことができるわ!
ただ、出来るのはやっぱり私が目で見えてる範囲だけのようね。
いま判明してるのはこの5個ね!
他にも言ってるかもしれないけど、使うまでは秘密よ!
それじゃあまた会いましょうね、リトルデーモン達♡
現在、ヨハネが使える魔法は?
その1
【漆黒の翼】
堕天使ヨハネの存在を示す最もシンプルで分かりやすい魔法ね!
もちろん飛ぶことができるし、その気になれば翼から魔法攻撃だって……げふんげふん。
その2
【インビジブル】
堕天使ヨハネは人に見られてはいけない────これは己が姿を消す魔法よ!
広範囲は基本的に私が触れているもの……だけど、自分でも具体的によく分かっていないわ。善子を抱きかかえて飛ぶときはあの子も姿が消えてるみたい。
ちなみに善子相手には透明化は効かないわ! なんでかしらね?
その3
【テレパシー】
我が究極の通信システム!
善子とは相互でやり取りができるけれど、善子以外には一方的に送りつけるだけになってしまうわ。
ただしヨハネの魔力を体内に取り入れれば、その魔力が残っている間だけテレパシーのやりとりができるみたいね!
その4
【変身】
堕天使ヨハネがどうしても姿を現わす必要がある場合に使うわ!と言っても、見た目大幅に変えて別人になる────なんてことはできなくて、変化してもベースは善子のまま。
基本的には衣服を変えたり、ちょっと胸を大きくしてみたり、善子を大人っぽくしてみたり。
でも変身、かっこいいわよね! ヒーローみたい!」
その5
【テレポーテーション】
近くのものを手元に移動させる魔法!単純明快ね!
使い方は色々あって「手元に移動させる」「物と物を入れ替える」「物を送りつける」といったことができるわ!
ただ、出来るのはやっぱり私が目で見えてる範囲だけのようね。
いま判明してるのはこの5個ね!
他にも言ってるかもしれないけど、使うまでは秘密よ!
それじゃあまた会いましょうね、リトルデーモン達♡
129: 名無しで叶える物語(茸) 2018/01/31(水) 14:58:55.19 ID:i9G4MRdc
さすがヨハネ様!
133: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/01/31(水) 21:52:12.20 ID:Q0cvlIi6
ヨハネ様一生ついていきます!
134: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:41:08.82 ID:ckrtLeFo
~食後~
ルビィ「ヨハネ様ヨハネ様」
ヨハネ「ふふ、何かしら? リトルデーモンルビィ」
ルビィ「ルビィに魔法を見せてください!」
ヨハネ「ふふ、仕方ないわね……どんな魔法が見たいのかしら?」
ルビィ「えっと……えっと……」
ルビィ「テレパシーが見たいです!」
ヨハネ「わかったわ! ではこれからあなたの頭の中に話しかけるから、よく聞いておくように……」ムムムム
ヨハネ『────ルビィ、聞こえる? ヨハネよ!』
ルビィ「うわぁ~!!すごい!聞こえる!」
ヨハネ「ふふ、これがテレパシーよ!」
ルビィ「すごいなぁ~……えへへ、ほんとに魔法使いだ……」
ヨハネ「でも、善子以外の相手には、基本的に送信のみになるわ。返事はもらえないの」
ルビィ「そっかー……でも、ルビィ、テレパシーしちゃったんだ♡」
ヨハネ「他にも変身なんか出来るのよ! ちょっと大人なヨハネに変身なったり、着てるものを変えたり!」
ルビィ「すご~い!!」
ルビィ「ヨハネ様ヨハネ様」
ヨハネ「ふふ、何かしら? リトルデーモンルビィ」
ルビィ「ルビィに魔法を見せてください!」
ヨハネ「ふふ、仕方ないわね……どんな魔法が見たいのかしら?」
ルビィ「えっと……えっと……」
ルビィ「テレパシーが見たいです!」
ヨハネ「わかったわ! ではこれからあなたの頭の中に話しかけるから、よく聞いておくように……」ムムムム
ヨハネ『────ルビィ、聞こえる? ヨハネよ!』
ルビィ「うわぁ~!!すごい!聞こえる!」
ヨハネ「ふふ、これがテレパシーよ!」
ルビィ「すごいなぁ~……えへへ、ほんとに魔法使いだ……」
ヨハネ「でも、善子以外の相手には、基本的に送信のみになるわ。返事はもらえないの」
ルビィ「そっかー……でも、ルビィ、テレパシーしちゃったんだ♡」
ヨハネ「他にも変身なんか出来るのよ! ちょっと大人なヨハネに変身なったり、着てるものを変えたり!」
ルビィ「すご~い!!」
135: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:41:52.86 ID:ckrtLeFo
善子「……あの二人、なんであんな良い感じなの?」
花丸「ルビィちゃんはね、善子ちゃんの堕天使ネタが大好きなんだよ」
善子「ネタとか言わないで!? こっちは本気なんだから!」
花丸「んふふ、でも、善子ちゃんも嬉しそうずら」
善子「…………ふん、別に普通よ、普通」
花丸「素直じゃないんだから♪」
善子「るさい」
花丸「……みんなには言わないの?」
善子「言う……言うつもり。だけど……やっぱり、不安だから」
花丸「ルビィちゃんはね、善子ちゃんの堕天使ネタが大好きなんだよ」
善子「ネタとか言わないで!? こっちは本気なんだから!」
花丸「んふふ、でも、善子ちゃんも嬉しそうずら」
善子「…………ふん、別に普通よ、普通」
花丸「素直じゃないんだから♪」
善子「るさい」
花丸「……みんなには言わないの?」
善子「言う……言うつもり。だけど……やっぱり、不安だから」
136: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:42:32.28 ID:ckrtLeFo
花丸「驚くとは思うけど……誰も否定しないと思うよ?」
善子「それは、分かってるけど……」
ヨハネ「さあリトルデーモンルビィ! 今度はあなたが私への忠誠を見せる番よ!」
ルビィ「え、えーっと……え~っと……!」
善子「やっぱり、自分自身に置き換えちゃって……辛いのって嫌じゃない? もし、ヨハネの立場が、もし自分なら」
花丸「……優しいね、善子ちゃんは」
善子「別に優しくないわよ……ただ自分が傷つくのは見たくないだけ」
花丸「んふふ、それでも優しいことに変わりはないずら♪」
善子「……///」
花丸「あれれ、褒められて照れてるの? 善子ちゃん照れてるの?」
善子「あーもううるさいうるさい! ヨハネ、ルビィ! 4人でゲームやるわよ!」
ルビィ「ゲーム!」
ヨハネ「何やるの?」
善子「ふっふっふ……当然マリオカートよ……! もちろん負けたら罰ゲーム! 近くのコンビニまで────」
善子「それは、分かってるけど……」
ヨハネ「さあリトルデーモンルビィ! 今度はあなたが私への忠誠を見せる番よ!」
ルビィ「え、えーっと……え~っと……!」
善子「やっぱり、自分自身に置き換えちゃって……辛いのって嫌じゃない? もし、ヨハネの立場が、もし自分なら」
花丸「……優しいね、善子ちゃんは」
善子「別に優しくないわよ……ただ自分が傷つくのは見たくないだけ」
花丸「んふふ、それでも優しいことに変わりはないずら♪」
善子「……///」
花丸「あれれ、褒められて照れてるの? 善子ちゃん照れてるの?」
善子「あーもううるさいうるさい! ヨハネ、ルビィ! 4人でゲームやるわよ!」
ルビィ「ゲーム!」
ヨハネ「何やるの?」
善子「ふっふっふ……当然マリオカートよ……! もちろん負けたら罰ゲーム! 近くのコンビニまで────」
137: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:43:33.62 ID:ckrtLeFo
花丸(さっき、まるはヨハネちゃんはいい子だ……って言ったけど、善子ちゃん)
花丸(ヨハネちゃんは善子ちゃんなんだったら……もちろん、善子ちゃんもいい子ってことになるずら)
花丸(いつも堕天使とか、奇抜な言動で遊んでるけど……みんな、ちゃんと知ってるんだよ?)
花丸(だから、善子ちゃんとヨハネちゃんのタイミングでみんなにお話したらいいと思うな。きっとみんな受け入れてくれます。まるのお墨付き♡)
善子「ずらまる、あんたはヨハネとチーム! ルビィは私とよ!」
花丸「は~い」
ルビィ「ヨハネ様~……」
善子「なによルビィ」
ルビィ「……なんて、えへへ♪ 冗談だよ善子ちゃん~」
善子「……ふん、どうせルビィは私よりヨハネの方が好きなんでしょ!」
ルビィ「ど、どっちも大好きだよ~! そんなこと言っちゃヤダ~!」
善子「なら……全力であの二人を負かしにいくわよ、リトルデーモンルビィ! 我の従え!」
ルビィ「あい・さー!」
ヨハネ「ならばリトルデーモン花丸、我らも負けるわけにはいかないな?」
花丸「まるはのんびりやるずら~」
ヨハネ「協調性のかけらもない!!」
ヨハネ「ぐぬぬ……なら一人でも勝つ!」
花丸(ヨハネちゃんは善子ちゃんなんだったら……もちろん、善子ちゃんもいい子ってことになるずら)
花丸(いつも堕天使とか、奇抜な言動で遊んでるけど……みんな、ちゃんと知ってるんだよ?)
花丸(だから、善子ちゃんとヨハネちゃんのタイミングでみんなにお話したらいいと思うな。きっとみんな受け入れてくれます。まるのお墨付き♡)
善子「ずらまる、あんたはヨハネとチーム! ルビィは私とよ!」
花丸「は~い」
ルビィ「ヨハネ様~……」
善子「なによルビィ」
ルビィ「……なんて、えへへ♪ 冗談だよ善子ちゃん~」
善子「……ふん、どうせルビィは私よりヨハネの方が好きなんでしょ!」
ルビィ「ど、どっちも大好きだよ~! そんなこと言っちゃヤダ~!」
善子「なら……全力であの二人を負かしにいくわよ、リトルデーモンルビィ! 我の従え!」
ルビィ「あい・さー!」
ヨハネ「ならばリトルデーモン花丸、我らも負けるわけにはいかないな?」
花丸「まるはのんびりやるずら~」
ヨハネ「協調性のかけらもない!!」
ヨハネ「ぐぬぬ……なら一人でも勝つ!」
138: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:44:32.90 ID:ckrtLeFo
・・・
ヨハまる『いってきまーす』
善子`¶cリˆヮˆ)| ニヤニヤ
ヨハネ「ムカつくわその顔……」
善子「えぇ~? やぁねぇ、勝利の余韻に浸ってるだけよぉ。ね、ルビィ?」
ルビィ「えへへ、ちゃんと買ってきてねヨハネ様、まるちゃんっ」
花丸「うんっ! じゃあ行ってくるね~」バタン
テクテク
ヨハネ「ったく……さすがに2対1じゃないの、あんなの」
花丸「まるが下手くそでごめんね……?」
ヨハネ「あぁ、いや……そうじゃないのよ花丸。あれはね、あの二人が私を執拗に邪魔してきたのよ」
花丸「そうなの?」
ヨハネ「そうなの。わざわざ私に当たるように甲羅投げたりボム兵投げたり、ほんとひどいったらないわ」
花丸「それに全部当たるヨハネちゃんもヨハネちゃんだと思うけど……」
ヨハネ「くっ……反論できなーい!」
花丸「ふふ、でも……まるは嬉しいな」
ヨハネ「え?」
ヨハまる『いってきまーす』
善子`¶cリˆヮˆ)| ニヤニヤ
ヨハネ「ムカつくわその顔……」
善子「えぇ~? やぁねぇ、勝利の余韻に浸ってるだけよぉ。ね、ルビィ?」
ルビィ「えへへ、ちゃんと買ってきてねヨハネ様、まるちゃんっ」
花丸「うんっ! じゃあ行ってくるね~」バタン
テクテク
ヨハネ「ったく……さすがに2対1じゃないの、あんなの」
花丸「まるが下手くそでごめんね……?」
ヨハネ「あぁ、いや……そうじゃないのよ花丸。あれはね、あの二人が私を執拗に邪魔してきたのよ」
花丸「そうなの?」
ヨハネ「そうなの。わざわざ私に当たるように甲羅投げたりボム兵投げたり、ほんとひどいったらないわ」
花丸「それに全部当たるヨハネちゃんもヨハネちゃんだと思うけど……」
ヨハネ「くっ……反論できなーい!」
花丸「ふふ、でも……まるは嬉しいな」
ヨハネ「え?」
139: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:45:30.57 ID:ckrtLeFo
花丸「ほら、こうやってヨハネちゃんと二人きりでお買い物に行けるし」ムギュー
ヨハネ「ちょっ……な、なんか恥ずかしいから離れてよ……///」
花丸「その反応、やっぱり善子ちゃんそのものだね」
ヨハネ「わざとやってんの!?」
花丸「? まるはただ、むぎゅってしてるだけだけど……」
ヨハネ(わざとじゃないのか……)
花丸「ふふ、ヨハネちゃんも善子ちゃんも恥ずかしがりだね~♪ お友達同士なのに~♪」
ヨハネ「くっ……ならば!」ガシッ
花丸「え────?」
ヨハネ「よいしょっ」タンッ
ゴオォォォォッ
花丸「きゃぁぁぁぁあぁぁ~~~~~~~~~~~!!!!??」
バサッ!!
バサッバサッ
ヨハネ「ふふん、どうよ花丸! 堕天使ヨハネ、実は空を飛べるのです!」
花丸「うぅぅぅぅぅぅうううう……」ギュウウゥゥッ
ヨハネ「ちょ、しまっ……はなま、っ……首……っ!」ペシペシ
ヨハネ「ちょっ……な、なんか恥ずかしいから離れてよ……///」
花丸「その反応、やっぱり善子ちゃんそのものだね」
ヨハネ「わざとやってんの!?」
花丸「? まるはただ、むぎゅってしてるだけだけど……」
ヨハネ(わざとじゃないのか……)
花丸「ふふ、ヨハネちゃんも善子ちゃんも恥ずかしがりだね~♪ お友達同士なのに~♪」
ヨハネ「くっ……ならば!」ガシッ
花丸「え────?」
ヨハネ「よいしょっ」タンッ
ゴオォォォォッ
花丸「きゃぁぁぁぁあぁぁ~~~~~~~~~~~!!!!??」
バサッ!!
バサッバサッ
ヨハネ「ふふん、どうよ花丸! 堕天使ヨハネ、実は空を飛べるのです!」
花丸「うぅぅぅぅぅぅうううう……」ギュウウゥゥッ
ヨハネ「ちょ、しまっ……はなま、っ……首……っ!」ペシペシ
140: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:46:10.49 ID:ckrtLeFo
花丸「あ、あわわわ……よ、よは、よはねちゃ、と、飛んで、あわわわわ……」
ヨハネ「わか、ってるから! ちょ、はなして!くび!」
花丸「で、でも落ち、や、怖い!いや~!」
ヨハネ「大丈夫だから!ちゃんと抱えてるから!」
花丸「ほ、ほんと? ほんとに……うう、じゃあ……」ソッ
ヨハネ「はあ……はあーっ……」
ヨハネ「ごめんごめん……少し驚かせようとはしたけど、あそこまでとは……」
花丸「普通驚くよ……? いきなり抱きかかえられて、飛び降りなんかされたら……」
ヨハネ「それもそうね、ええ……うん」
ヨハネ「わか、ってるから! ちょ、はなして!くび!」
花丸「で、でも落ち、や、怖い!いや~!」
ヨハネ「大丈夫だから!ちゃんと抱えてるから!」
花丸「ほ、ほんと? ほんとに……うう、じゃあ……」ソッ
ヨハネ「はあ……はあーっ……」
ヨハネ「ごめんごめん……少し驚かせようとはしたけど、あそこまでとは……」
花丸「普通驚くよ……? いきなり抱きかかえられて、飛び降りなんかされたら……」
ヨハネ「それもそうね、ええ……うん」
141: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:46:54.23 ID:ckrtLeFo
ヨハネ「でも、慣れたら楽しいわよ? 善子だって毎日飛んで送ってってあげてるし」
花丸「わあ……そうなんだ」
ヨハネ「ふふ、怖いと思うけど……ゆっくり周りを見てみなさいよ。いつもと違う景色が見られるわよ?」
花丸「ぅうー……ん……」チラッ
花丸「……わあ、ほんとだ」
ヨハネ「どうせなら屋上より高く飛びましょうか────!」バサッ
バサッバサッ!!
ビュオォォ────
花丸「わぁ~! すっごいずら~!」
花丸「空ってこんなに広いんだ……」
ヨハネ「そうね……私も、ヨハネも善子も知らなかった。素晴らしい景色よね」
花丸「うん……でも、さすがに風が冷たいね」
ヨハネ「……そうね、風邪ひかないうちにコンビニまで行きましょうか」
花丸「それなら……歩いていこう?」
ヨハネ「飛んだほうが早いわよ?」
花丸「せっかくだもん、ゆっくりお話ししながら行きたいな……?」
ヨハネ「……ふふ、仕方ないわね! それじゃあマンションの一階まで、ゆっくり降りるわよ!」バサッ
花丸「ゆっくり、ゆっくりだよ?! ほんとにゆっくり降りて!」
ヨハネ「わかってるわよ~♪」バサッ!!
ヒューン!!
花丸「わぁぁあ~!! や、やっぱり落ちるのは怖いずら~~~~!!」
花丸「わあ……そうなんだ」
ヨハネ「ふふ、怖いと思うけど……ゆっくり周りを見てみなさいよ。いつもと違う景色が見られるわよ?」
花丸「ぅうー……ん……」チラッ
花丸「……わあ、ほんとだ」
ヨハネ「どうせなら屋上より高く飛びましょうか────!」バサッ
バサッバサッ!!
ビュオォォ────
花丸「わぁ~! すっごいずら~!」
花丸「空ってこんなに広いんだ……」
ヨハネ「そうね……私も、ヨハネも善子も知らなかった。素晴らしい景色よね」
花丸「うん……でも、さすがに風が冷たいね」
ヨハネ「……そうね、風邪ひかないうちにコンビニまで行きましょうか」
花丸「それなら……歩いていこう?」
ヨハネ「飛んだほうが早いわよ?」
花丸「せっかくだもん、ゆっくりお話ししながら行きたいな……?」
ヨハネ「……ふふ、仕方ないわね! それじゃあマンションの一階まで、ゆっくり降りるわよ!」バサッ
花丸「ゆっくり、ゆっくりだよ?! ほんとにゆっくり降りて!」
ヨハネ「わかってるわよ~♪」バサッ!!
ヒューン!!
花丸「わぁぁあ~!! や、やっぱり落ちるのは怖いずら~~~~!!」
142: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:49:04.38 ID:ckrtLeFo
・・・
花丸「ムスー」ギューッ
ヨハネ「あ、あの……花丸、さん? ちょっと……苦しいんだけど」
花丸「勝手に飛ばれたら困るから捕まえてます……」
ヨハネ「もう飛ばないって~…………信じてくれないのね」
花丸「ゆっくり降りてって言ったのにゆっくり降りてくれなかったずら」
ヨハネ「はい……」
花丸「ムスー」ギューッ
ヨハネ「あ、あの……花丸、さん? ちょっと……苦しいんだけど」
花丸「勝手に飛ばれたら困るから捕まえてます……」
ヨハネ「もう飛ばないって~…………信じてくれないのね」
花丸「ゆっくり降りてって言ったのにゆっくり降りてくれなかったずら」
ヨハネ「はい……」
143: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:51:09.14 ID:ckrtLeFo
~コンビニ~
エアロスミスー
ヨハネ「なにする? 善子はお菓子を適当にって言ってたけど」
花丸「むー……まるはあんまりこんびにに来ないから、何がいいのかわかりません……」
ヨハネ「じゃあ、そうねえ……そろそろ3時のおやつだし、スイーツ系でも攻めましょうか」
花丸「すいーつ」
ヨハネ「そ、ケーキとか……プリンとか」
花丸「えっ! こんびにってケーキも売ってるずら!?」
ヨハネ「それくらいは知っててよ……」
花丸「いやあ、行かないから……えへ」
ヨハネ「んじゃあ……そうね、とりあえずシュークリーム3個と……」ヒョイヒョイ
花丸「……じー」
ヨハネ「ん、なに?」
花丸「よく見ると、ほんとに似てるな~って……」
ヨハネ「……当たり前でしょ? 同じ人間なんだから、違う方が怖いわよ」
花丸「ふふ、ほんとだね。もし入れ替わってても、誰も気づかないずら~」
ヨハネ「……ふむ」
ヨハネ(これは……面白いことを聞いたわね)
花丸「……何か企んでる?」
ヨハネ「えっ!? べ、別に……なにも!?」
花丸「ふーん……」
エアロスミスー
ヨハネ「なにする? 善子はお菓子を適当にって言ってたけど」
花丸「むー……まるはあんまりこんびにに来ないから、何がいいのかわかりません……」
ヨハネ「じゃあ、そうねえ……そろそろ3時のおやつだし、スイーツ系でも攻めましょうか」
花丸「すいーつ」
ヨハネ「そ、ケーキとか……プリンとか」
花丸「えっ! こんびにってケーキも売ってるずら!?」
ヨハネ「それくらいは知っててよ……」
花丸「いやあ、行かないから……えへ」
ヨハネ「んじゃあ……そうね、とりあえずシュークリーム3個と……」ヒョイヒョイ
花丸「……じー」
ヨハネ「ん、なに?」
花丸「よく見ると、ほんとに似てるな~って……」
ヨハネ「……当たり前でしょ? 同じ人間なんだから、違う方が怖いわよ」
花丸「ふふ、ほんとだね。もし入れ替わってても、誰も気づかないずら~」
ヨハネ「……ふむ」
ヨハネ(これは……面白いことを聞いたわね)
花丸「……何か企んでる?」
ヨハネ「えっ!? べ、別に……なにも!?」
花丸「ふーん……」
144: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:51:39.44 ID:ckrtLeFo
ヨハネ「そ、それよりほら、飲み物はどうする? ペットボトル?紙パック?」
花丸「あ……それなら、まるはお茶にしようかな~」
ヨハネ「牛乳は?」
花丸「…………ヨハネちゃん、いじわるは嫌いです」
ヨハネ「あはは、冗談よ冗談。私と善子は……やっぱコーラね。ポテチとコーラは欠かせないわ」
花丸「ルビィちゃんは……オレンジジュースかな」
ヨハネ「よし、決まったら会計して帰りましょ」
花丸「は~い」
花丸「あ……それなら、まるはお茶にしようかな~」
ヨハネ「牛乳は?」
花丸「…………ヨハネちゃん、いじわるは嫌いです」
ヨハネ「あはは、冗談よ冗談。私と善子は……やっぱコーラね。ポテチとコーラは欠かせないわ」
花丸「ルビィちゃんは……オレンジジュースかな」
ヨハネ「よし、決まったら会計して帰りましょ」
花丸「は~い」
145: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:52:21.27 ID:ckrtLeFo
・・・
エアロスミスー
ヨハネ「会計一緒で」
花丸「あとで半分払うね~」
ヨハネ「ん」
スタローンアイツケシマスカ?
ヨハネ「大丈夫です。あ、それと……その肉まんください」
花丸「ほえ?」
ヨハネ「買い物してるんだし、少しくらいね♪」
花丸「……えへ」
アランドロンフザイデシター
ムラオコシクルスタンハンセーン
ヨハネ(変な訛りの店員だったわね……)
エアロスミスー
ヨハネ「会計一緒で」
花丸「あとで半分払うね~」
ヨハネ「ん」
スタローンアイツケシマスカ?
ヨハネ「大丈夫です。あ、それと……その肉まんください」
花丸「ほえ?」
ヨハネ「買い物してるんだし、少しくらいね♪」
花丸「……えへ」
アランドロンフザイデシター
ムラオコシクルスタンハンセーン
ヨハネ(変な訛りの店員だったわね……)
146: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:52:49.63 ID:ckrtLeFo
・・・
ヨハネ「よし……」ガサガサ
ヨハネ「コンビニの肉まん、おやつ感覚で食べれるから好きなのよね」ムシッ
花丸「ほえー……」
ヨハネ「ほら」
花丸「あ、ありがとう……あち、あちち」
花丸「ふー、ふー……はむ」
花丸「あふ、はふはふ……んふ、ほいひぃ~……♡」
ヨハネ「美味しそうに食べるわねあんた……」
花丸「えへへ、それだけが取り柄ずら~♪」
ヨハネ「ふふ、なんでも美味しく食べてくれる人は好きよ、私」
花丸「はむ…………善子ちゃんも、そうなのかな」
ヨハネ「……そりゃあ私と善子は同じ人間だし、私が好きなものはあの子も好きよ?」
花丸「そ、そっか……///」
ヨハネ「……ふふ、善子のこと、よろしくね? 花丸」
花丸「……うん///」
ヨハネ「よし……」ガサガサ
ヨハネ「コンビニの肉まん、おやつ感覚で食べれるから好きなのよね」ムシッ
花丸「ほえー……」
ヨハネ「ほら」
花丸「あ、ありがとう……あち、あちち」
花丸「ふー、ふー……はむ」
花丸「あふ、はふはふ……んふ、ほいひぃ~……♡」
ヨハネ「美味しそうに食べるわねあんた……」
花丸「えへへ、それだけが取り柄ずら~♪」
ヨハネ「ふふ、なんでも美味しく食べてくれる人は好きよ、私」
花丸「はむ…………善子ちゃんも、そうなのかな」
ヨハネ「……そりゃあ私と善子は同じ人間だし、私が好きなものはあの子も好きよ?」
花丸「そ、そっか……///」
ヨハネ「……ふふ、善子のこと、よろしくね? 花丸」
花丸「……うん///」
147: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 00:56:59.10 ID:ckrtLeFo
neru
148: 名無しで叶える物語(笑) 2018/02/01(木) 01:06:14.12 ID:Hdx/y12u
乙である
エアロスミス-とかはどっかのコンビニ店員がそう言ってる様に聞こえるって話が元ネタかな?
エアロスミス-とかはどっかのコンビニ店員がそう言ってる様に聞こえるって話が元ネタかな?
149: 名無しで叶える物語(SB-iPhone) 2018/02/01(木) 01:08:45.06 ID:MGHIrPvy
細かすぎて伝わらないでやってたネタ
151: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/02/01(木) 01:31:45.48 ID:XeG+0cDS
よはまるいいぞ~
152: 名無しで叶える物語(かぶらずし) 2018/02/01(木) 01:58:46.28 ID:MSQJBoU9
いーいスレ見つけた!
154: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/01(木) 08:01:26.03 ID:Gf/+0l1l
ヨハまるもいいな
155: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/01(木) 11:22:59.03 ID:AjrhzeXa
善子とヨハネ
二人が力を合わせれば無敵
つまり二人は一人の天才ゲーマー
二人が力を合わせれば無敵
つまり二人は一人の天才ゲーマー
156: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/01(木) 11:26:52.41 ID:AjrhzeXa
善子「ヨハネ!」🤜🤛ヨハネ「えぇ!」
善子「…」ドクン
マキシマムマイティX!!
ハイパームテキ!
善子「Aqoursの運命は……」
マキシマムガシャット!
善子「私が変える!! 変身!」
ドッキーング!! パッカーン!
善子「ノーコンティニューでクリアしてやるわ!」
善子「…」ドクン
マキシマムマイティX!!
ハイパームテキ!
善子「Aqoursの運命は……」
マキシマムガシャット!
善子「私が変える!! 変身!」
ドッキーング!! パッカーン!
善子「ノーコンティニューでクリアしてやるわ!」
157: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ) 2018/02/01(木) 12:43:27.39 ID:784COhCe
何それカッコいい!
159: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/01(木) 12:52:25.39 ID:V00mOQ27
これは激アツ
160: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 13:12:24.44 ID:ckrtLeFo
素敵
161: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 13:39:39.58 ID:ckrtLeFo
~そして夜~
花丸「お夕飯までご馳走になっちゃって……ありがとうございました、善子ちゃん」
善子「いいわよ夕飯くらい」
ヨハネ「そうそう、むしろ善子が嬉しそうだったし、こちらこそお礼を言いたいわ」
善子「ちょっと!?」
ヨハネ「花丸もルビィも、今日はありがとう。私からも、善子からも改めてお礼を言わせてもらうわ」
ルビィ「ヨハネ様……」
花丸「そんな……友達なんだから、当たり前だずら。ね、ルビィちゃんっ」
ルビィ「うん! だからお礼なんていらないよ?」
ヨハネ「……本当に、いい友達を持ったわね、善子」
善子「ぁ、ぅ……ぇと、あ、あんたも……でしょ///」
花丸「照れてるずら?」
善子「うーるーさーいー!」
ルビィ「あはは、善子ちゃん真っ赤~」
善子「も~!!///」
善子「見送りはヨハネに任せた! 私は部屋に帰る!///」
花丸「お夕飯までご馳走になっちゃって……ありがとうございました、善子ちゃん」
善子「いいわよ夕飯くらい」
ヨハネ「そうそう、むしろ善子が嬉しそうだったし、こちらこそお礼を言いたいわ」
善子「ちょっと!?」
ヨハネ「花丸もルビィも、今日はありがとう。私からも、善子からも改めてお礼を言わせてもらうわ」
ルビィ「ヨハネ様……」
花丸「そんな……友達なんだから、当たり前だずら。ね、ルビィちゃんっ」
ルビィ「うん! だからお礼なんていらないよ?」
ヨハネ「……本当に、いい友達を持ったわね、善子」
善子「ぁ、ぅ……ぇと、あ、あんたも……でしょ///」
花丸「照れてるずら?」
善子「うーるーさーいー!」
ルビィ「あはは、善子ちゃん真っ赤~」
善子「も~!!///」
善子「見送りはヨハネに任せた! 私は部屋に帰る!///」
162: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 13:40:44.49 ID:ckrtLeFo
ヨハネ「ふふ、素直じゃないけど……これからも善子のこと、よろしくねふたりとも」
るびまる『はい!』
ルビィ「それじゃあ、また明後日学校で!」
花丸「今度はお昼、ヨハネちゃんも一緒に食べようね~」
ヨハネ「ええ、私も用意しておくわ」
善子「あ…………えっと、その……ルビィ、花丸」
るびまる『?』
善子「気を付けて…………帰りなさいよ」
ルビィ「!」
花丸「……えへ」
るびまる『善子ちゃーん!』ガバッ
善子「えっ!?」
ドタドタドタ!!
善子「いっ、た────」
花丸「えへへ、善子ちゃん~」ムギュー
ルビィ「も~! 善子ちゃん可愛い~!」ギュー
善子「な、なんなのよ二人とも……は、離れて……///」
るびまる『やだ~♪』
善子「なんでよー!///」
ヨハネ(これにて第2話・完! ……ってところね♪)
るびまる『はい!』
ルビィ「それじゃあ、また明後日学校で!」
花丸「今度はお昼、ヨハネちゃんも一緒に食べようね~」
ヨハネ「ええ、私も用意しておくわ」
善子「あ…………えっと、その……ルビィ、花丸」
るびまる『?』
善子「気を付けて…………帰りなさいよ」
ルビィ「!」
花丸「……えへ」
るびまる『善子ちゃーん!』ガバッ
善子「えっ!?」
ドタドタドタ!!
善子「いっ、た────」
花丸「えへへ、善子ちゃん~」ムギュー
ルビィ「も~! 善子ちゃん可愛い~!」ギュー
善子「な、なんなのよ二人とも……は、離れて……///」
るびまる『やだ~♪』
善子「なんでよー!///」
ヨハネ(これにて第2話・完! ……ってところね♪)
163: 名無しで叶える物語(たこやき) 2018/02/01(木) 13:43:06.00 ID:ckrtLeFo
ヨハネ「まだまだ続くわよ!」
善子「思いつけばね」
善子「思いつけばね」
164: 名無しで叶える物語(かぶらずし) 2018/02/01(木) 14:38:08.68 ID:MSQJBoU9
続いてほしい
167: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/01(木) 18:47:02.18 ID:BCfa2g90
2クール分頼む
168: 名無しで叶える物語(茸) 2018/02/01(木) 21:54:44.78 ID:HvwYWQje
今更だけど善子のリーダー、生徒会長、先輩呼びが距離感あって気になる
169: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/01(木) 22:23:41.87 ID:AjrhzeXa
そもそも善子が距離感作るのが上手くないからという芸コマなのでは?
171: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/02/02(金) 04:28:56.21 ID:+c73w1q0
更新はよはよはよ
174: 名無しで叶える物語(庭) 2018/02/02(金) 07:26:11.37 ID:mxbUK7nq
よしまるよしルビ推しが増えるスレ
165: 名無しで叶える物語(茸) 2018/02/01(木) 15:08:51.47 ID:cH+mbfnb
いちねんず可愛すぎか…
まだまだ続いてほしい
まだまだ続いてほしい
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1516964794/